どんぐり1号のときどき日記
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2009年04月15日(水) ラプター墜落

 オバマ政権になってから、予想はしていたが、F22ラプターの生産は中止の方向に動いているそうだ。
 中止に向かった一番の原因は単価が高いというもので、あまりにも高度な軍事機密が使われているため、機密保持の観点から議会が輸出を禁止してしまい、そのため量産効果による単価の引き下げが全く期待できなくなってしまったのである。

 日本の次期主力戦闘機の最有力候補でありながら、輸出禁止で買う事が出来ないのが悩みの日本政府だったが、そもそも生産中止ではもはやお手上げである。となると日本政府は今後どうするのか。もちろん同盟国であっても輸出禁止と言う事は判っていたので、元からF22以外の選択肢も探っていたのだが、現時点ではF4の後継機が緊急に必要なのであり時間が全くないのだが…。
 結局のところF15の改良型という案が一番有力なようだが、はっきり言ってF15は時代遅れである。中国ですらフランカーを利用しているという現実に立ち向かうには、同等かそれ以上の戦闘機が必要になる。特に中国、北朝鮮、韓国というラインから防衛するためには、結構切実な問題なのである。韓国ですら日本に対しては軍事的圧力を平気でかけてくるが、それが現実なのだから、それ相応の防衛力が必要なのである。

 しかし戦闘機としての性能を考えると、フランカー・シリーズを購入するのが一番良いのだが、ロシアの製品だけあって、パーツの供給がかなり不安になる。技術的というよりは政治的な問題で、である。
 戦闘機としての性能が良く、搭載するミサイルの性能も世界でトップ・レヴェル、なにより価格が圧倒的に安い、という良い事だらけなのだが、やはり問題になるのはロシア製品だという事なる。非常に残念だ。
 かといってユーロ・タイフーンと言う案にも、政府は及び腰だ。何故かは不明だが、戦闘機としては現状でフランカーに並ぶ性能であり、次期戦闘機としての視野に入れるべきだろう。

 結局日本の政府は、本気で国の防衛という事を考えていない。いや、今まで考えてこなかったから、今になって言われても考えられないのだ。その程度の頭の人間が世界でも有数の軍事力を動かしているのである。実に無駄な事だ。


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