どんぐり1号のときどき日記
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某氏からモデルガンを処理したいとのメールが来た。 デジカメを購入するにあたって、手持ちで残っている10挺ほどのモデルガンをオークションで処分しようと考えているのだが、欲しい物があれば先に譲るという内容だった。もちろん安い物ではないが、一般的な価格よりは安めであり、やはり古くからの友人とは、ありがたいものだと思う。もちろんAK47やM73等のように、すべて売買可能な合法的モデルだ。
そのリストを見ると、長年欲しかったハドソンのPPSh41が残っており、優先順位からすると真っ先にこれは欲しい。 もちろんこの銃自体はそれほどかっこ良いモノではないし、ホールドもかなりしにくい。しかもモデルガンとしての性能もどちらかと言えば良くないという評判だ。時期的にもガス・エスケープはない可能性が高い。つまり現在の市場から考えれば、一般的には不人気モデルなのだ。 だがメーカーがあえてこの不人気モデルを出した理由と、私が欲しいと思うのは、やはりこの銃がペキンパー監督の「戦争のはらわた」で使われたからだ。なにせ主役のスタイナー軍曹がPPSh41を持つと、それだけで格好良いのである。もちろん格好良いのは、ジェームス・コバーンが持っているからであって、自分が同じ格好をしたところで格好良く見えるはずもないのは判っているのだが、やはり欲しいアイテムだ。 昔、マックィーンの「ゲッタウェイ」を見て、MGCのM31を購入、乱射して遊んだのと同じ理由である。我々の世代にはそういう人が多いのではないだろうか。
というか、そもそもモデルガンというのはそういう部分と切り離せない趣味でもある。純粋にその銃が好きだという理由もあるだろうが、やはりきっかけは映画などの映像から入るのが多いのではないだろうか。そしてその場合、使用した俳優の演技も大きく影響してくる事になる。私が高校の頃は、マックィーンやアラン・ドロンの銃の扱いにしびれたものだ。とにかく扱いに慣れた動きが素晴らしかったのである。こういう自然な動きは、当時の日本の俳優では有名無名を問わず、皆無だったと言っても良い。唯一の例外はやはりトビー門口という事になってしまうが、彼の場合は色々と特殊だから、当然と言えば当然なのかもしれない。
とにかくこの当時、日本の俳優で銃の扱いが素晴らしいと思った人は本当にいなかったのだが、映画関係者のほとんどが勉強不足だったという証拠だろう。エンターテナーという物が判っていないのである。
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