どんぐり1号のときどき日記
DiaryINDEXpastwill


2009年01月08日(木) ずっとデフレ

 最近のニュースで「モノの値段が下がり始め、デフレが再びやってくる」という感じの表現を見る。
 だがこれは間違いで、ずっとデフレは続いていたのである。価格が上がったからと言ってそれがすぐデフレになったと言うのは間違いであり、一時的であっても世界情勢はインフレになっておらず、つねにデフレ状態だったのである。そもそも原油の高騰はただ単に投機市場が動いた結果であり、それが証拠にインフレになる経済的要因は皆無である。投機市場が動けばものの値段も上下するが、それはあくまで一時的な上下動であり、それが固定化される動きは全くなかったし、今でも同じだ。

 もう世界的な規模でデフレ・スパイラルから抜け出す事は不可能だろう。もしあったように見えたとすれば、それはバブルに他ならない。ただしバブルはうまく立ち回れば大もうけできるのだが、いずれはじける事が判っているので、それで長期計画を立てる事は非常に危険なのである。
 少なくとも日本の経済は、他の国より銀行が安定している。小泉政権時代の強権的不良債権処理がかなりうまく機能したからだ。したがって今後、多少景気が上向く事はあるかもしれないが、いずれ世界中の経済がデフレなのだから、一気に景気が上昇する事はありえない。
 繰り返すが、それが起こればバブルでしかないし、原油価格は投機の動きでしかない。何かのニュースで見た「原油をはじめとした原材料価格がインフレ基調の先導役だった」という考えは明らかな間違いなのである。

 ところで。
 会社に「松川だるまが手に入らないか」という問い合わせが来た。うちの業態を考えれば、筋違いも甚だしいものなのだが、とりあえず断るにも状況を知らないといけないと騒ぐので、ちょっと調べてみた。
 なんでも正月に「秘密のケンミンSHOW」とかいう番組で紹介され、それを見た愚かな視聴者からの問い合わせが殺到したのだが、元々作っている数が少ないので入手が困難な状態になっているという事だ。なんだかこういうマスコミに踊らされるのは、本当にバカバカしいと思う。
 そもそもこのだるま、旧仙台と言う狭いエリアでしか売られていない物で、元は仙台張子と言うものらしいが、いずにせよこんなだるまはマイナーもマイナー、知っている方が不思議と言うレヴェルだろう。
 こういうのは、マスコミの紹介で爆発的に売れたりするが、ブームの去るのも早いし、買った人のほとんどはゴミとして捨ててしまうのではないだろうか。


どんぐり1号 |MAILHomePage