どんぐり1号のときどき日記
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2008年10月04日(土) 意外な雑誌

 とりあえず粗仕事。
 本来は休みの日なので午前中に切り上げる予定だったが、どうしても長引いてしまい、結局14時過ぎに逃げ出す事にした。黙っていたらいつまでも仕事が回ってくるのだ。

 その後駅前に出て、「キャラクター・マガジン」Vol.1と「鉄腕バーティー」20巻を購入。
 もちろん20巻というのは20巻目という事だ。雑誌が休刊(実際は廃刊だ)となったので、大急ぎでとりあえずのまとめに入ったようで、かなりの急ぎ足になっている。
 だが作者も書いているが、スピリッツ・ネタを先に完結させたのは、今となっては大正解だった。この話か半端では、またもまとまらない話になってしまうところだった。そういう意味では休刊の時期もある程度は運が良かったという事になるかもしれない。
 そして雑誌が変わって連載は続くというが、さてどうなる事やら。

 もう一冊の「キャラクター・マガジン」は、学研がこんな雑誌を出すとは意外だった。まあ模型雑誌と懐古主義を混ぜて企画すればこういう方向に行くのは判る。まさに私の年代がドンピシャのターゲットになりうるのだ。
 ちなみにこの雑誌に載っているプラモは、ほぼ全て(当然ムーンバスは除く)作っている。ゼロエックスやムーン・ランスポーターのような王道SFメカから、キング・シャークなどの裏街道SFメカまで、多分作っていないプラモというのはそうないはずだ。
 だからこの雑誌の主旨も内容の正確度合いもきっちりと判ってしまう。手を抜くとすぐばれるのだという事を、出版社は肝に銘じて続きを作って欲しいものだ。

 しかし「シャドー81」が新潮から早川に移動して復刊されていたとは驚いた。
 この小説は、当時としてはかなり斬新な手段でハイジャックを行う。もっともこの手段も現在では難しくなってしまった。やはりベトナム戦争という背景があって初めて成立するネタなのだ。だがそれを差し引いても名作だと断言できる。少なくとも読んで損はない出来なのは間違いない(ただ当時は日本でのみヒットした小説らしい)。
 そして刊行当時、ハリウッドで映画化という噂もあったが、結局立ち消えになった。個人的には当時消えた企画としてはこの「シャドー81」と山田正紀の「謀殺のチェスゲーム」を是非映画化して欲しかったと思う。
 この2作をまともに作れたら傑作になるのだが、まあ実際問題としてそれだけの腕を持つ監督は少ないし、そもそもこれをきちんと理解しているプロデューサーなど存在しないだろうから、いまさら期待しても仕方がないか。


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