どんぐり1号のときどき日記
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2008年06月08日(日) 震電、飛ぶ

 ようやく駅前に出る。しかし肝心の「GUN」誌がない。立ち読みしたかったのに。
 代わりにロッキンオンを立ち読みする。真っ先に読む渋松対談は相変わらず面白く、今回はちょっと趣向を変えた始まり方でまたまた笑わせてくれる。危なく店内で笑ってしまうところだったではないか。
 いずれこれだけのためにこの雑誌を買う気にはなれないので、早いところ第二弾としてまとめて欲しいものだ。待っている読者は意外といると思うのだが…。

 結局、ブルーバックス「シンプルに使うパソコン術」と岡田喜一郎「淀川長治の映画人生」を買う。
 前者を買ったのは、パソコンとはある事をするための道具なのだが、肝心のソフトに結構複雑で使いにくい物が多いと思っていたからだ。ある事をするのが目的なのだから、ソフト自体はシンプルで使いやすい方が良いに決まっている。その参考としてこの本は便利のである。

 その他に買ったのは「スカイ・クロラ オフィシャルガイド」である。
 実を言うと情報がオープンになってからというもの、あまりこの新作には期待していなかった。絵がどうとかいう問題ではなく、監督の方向性もそうだが、そもそも何故こんな作品を引き受けたのか、さっぱり判らなかったからだ。
 だが今年になっていくつかのインタビューを見ていくと、基本の部分は何も変わっていないし、この作品を引き受けた真意が見えてきたので、とりあえず一安心したのだ。

 そんな中で予告編を見たのだが、空中戦のシーンを見て非常に驚いてしまった(原作を読んでいないので、今になって驚いたのである)。主人公が乗るレシプロ戦闘機「散香」が、明らかに第二次世界大戦時の日本海軍試作局地戦闘機「震電」そのままだったからである。
 今日買ったオフィシャル・ガイド(この時期に出て満足な内容のはずがないのは、充分承知である)を購入して、この戦闘機「散香」の設定資料を見たら、もうストレートに「震電」だった。大きな違いは「散香」が二重反転プロペラだという事くらいで、その他は小さな違いとしてエア・インテーク周りが無骨になっているのと、主翼の中央あたりから上反角が付いているくらいである。
 だが予告編の戦闘映像を見る限り、そんな些細な部分は判らないから、これはもうストレートに「震電」だと言ってもいい。

 いずれプッシャー・タイプのいわゆるエンテ型レシプロ機なので、当然ながら現代のジェット戦闘機による空戦とは動きも音も全然違うはずであり、そういう意味で押井監督の演出する「震電」がとても楽しみである。なにせ過去、「震電」が本格的に活躍する映画など見た事がないのだ。もしかしたら世界初の快挙になるかもしれないではないか。
 セールス・トークなのだろうが、宮崎駿より空戦に関しては自分のほうが上だとインタビューでも発言しているので、少なくともかなりの自信があるのは確実だ。

 ちなみに敵の「スカイリィ」は、フォッケウルフの試作機Ta152Cに似ていると思う。少なくともノーズから胴体までのラインはそっくりで、これにスツーカのようなガルウイングの主翼が付いている。こんな戦闘機が出てくるのだから、やはりこの空戦は楽しみになる。


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