どんぐり1号のときどき日記
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2008年04月27日(日) 何故に中国

 テレビでちょっとばかり長野での北京五輪聖火リレーのニュースを見た。 
 こういう騒ぎでは必ず地元の人間より外部から来る人間の方が騒ぎまくって終わるのだが、今回も全く同じ構図である。相変わらず地元不在で地元に迷惑をかけて本人たちは満足して帰っていく。日本の抗議運動はいつもそうだ。

 そして映像を見て気がついたが、かなりの人間は暴動を楽しむために来ているのではないだろうか。
 あの「リレー選手に何かを投げて、にやにやしながら去って行った男」は、明らかに政治的アピールではなく「楽しんでいる」。本当に政治的なアピールがあるならああいう態度は取れないはずで、ただのチンピラ的行動、あるいはガキと言ってもいい。
 この時たまたま撮影していた撮影クルーが「何を投げたんですか」と聞いていたが、いい加減こいつらもかなりのバカだ。そういうのは黙々と事実を撮影すればいいのであって、芸能人にするバカ質問とまったく同レヴェルの質問をしてどうするのだ。あえて言えば、こんなバカ・クルーを派遣するテレビ局は、そのバカ当人以上にバカだ。もう放送資源の無駄遣い以外の何物でもない。もう10年以上前からマスコミというのは死んでいるのだ。

 ただ一番問題なのは、IOCが中国でのオリンピック開催に踏み切ってしまった事だろう。
 元々経済の専門家の間では、中国でのオリンピック開催は混乱を招くだけだと言われていた。それは中国がオリンピックを開催するために必要な能力がないためである。
 この場合の能力とは、建造物を立てる技術、水道やトイレを整備する技術などの建築能力もそうだが、もっとも重要なのは中国共産党の独裁政権という存在が、政治的に開催する技術・能力に欠けているという事だ。
 実際この大切な時期にチベット問題を大きくするなど、普通の国では考えられない。問題があってもオリンピックが終わるまではおとなしくするのが普通の国なのだが、彼らにはそういう概念がない。独裁政治に慣れてしまっているからだ。そして中国はまがりなりにも大国なので、他国の忠告を聞かないから尚更たちが悪い。
 そんな国で開催しようなどと考える方も、どうかしているのだ。それは開催決定する前から充分に認識されていた事実だ。

 そしてオリンピックが開催されるのでそれに参加表明した国としては、どんなに問題があっても強い抗議はしない。特に日本の政府は絶対に口出しはしない。オリンピック開催成功が暗黙の了解だからだ。
 したがって、現在の抗議行動は無意味なのである。国として抗議をしていないばかりか、多分中国側の肩を持つはずだからだ。日本とはそういう国だし、そういう政府に首根っこをつかまれている株式会社のテレビ局や新聞社が全面戦争を仕掛けられるはずもない。
 結局、何もかもがお祭りでしかないのである。


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