どんぐり1号のときどき日記
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アメリカでは「Monty Python's Life of Brian」がBlu-ray仕様のDVDで出ているらしい。 昔からキリスト教圏での発売は難しいと言われていたが、別にそんな事はないようだ。要は一部の狂信者からのクレームを正当なクレームだとは考えなければ良いだけの事なのである。あれはイチャモンでしかないのだから。
こうなると日本での発売もそう遠い事ではないと思うが、最近の電器業界の動きをみていると、Blu-ray仕様だけの発売になるかもしれないという恐れもある。 もちろん私はLDで持っているので、これだけのためにBlu-rayのハードを買うつもりは微塵もないし、そもそもDVDの新仕様に興味はない。何故ならメーカー側に、LDの時のような「映画を美しい映像で映画ファンに届ける」といった明確なコンセプトが皆無で、要は自社の利益追求のみが全面に押し出されているからだ。 それでもLDやベータの時はまだ技術の優位性が消費者の満足に繋がったし、メーカーも存続のために努力はしていたのだが、DVDにはそれがない。多分消え去る時はあっという間だろうし、おそらくメーカー側では消費者の事など何も考えていないだろう。
過去、オーディオやヴィジュアルの世界では、良い物を適正価格で出して購買者を満足させようとするメーカー側の姿勢が的確に伝わってきたものだ。それは前述のLDの時代までは間違いなくあった。 だがDVDが発表された時、某所でのデモを見た時の映像は忘れられない。映画のワン・シーンを流していたのだが、とにかく酷いものだった。炎など、今で言えばまるで安いゲームの絵のようなもので、とても映画として楽しめるものではなかったのである。それでも必死になって売ろうとするメーカーがとても哀れに見えたものだ。 この時からずっと、電器業界は消費者不在になってしまったという感じがしているのだが、たぶんこれは根本的には間違っていないと思う。だから規格を次々変えていくこの業界に、もう期待などしない事にしたのである。
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