どんぐり1号のときどき日記
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| 2007年12月04日(火) |
フライング・プラットホーム再び |
米インディアナ州アンダーソンのAir Buoyant社が、体重をかけた方向に飛ぶ「VertiPod」を発表した。どうも空飛ぶセグウェイという位置付けらしい。 実際にデモで操縦したピート・ビター(Pete Bitar)氏は「XADS(Xtreme Alternative Defense Systems)」の創業者なのだそうだ。つまりレイセオンなどと同じ軍需産業の関係会社になる。もっとも彼らの開発した「スタンストライク」は、まだ軍に対して有効性を示せずにいるのだが。
それはともかく「VertiPod」は、プロペラがボトムについていて、操縦士はそのプロペラの周囲に構築したプラットフォームに立って操縦し、地上1.5〜4.6メートルの高さを最高時速64.3kmで飛ぶように作られているとの事で、これはつまり「フライング・プラットホーム」そのものではないか。
そして実際に飛行する原理はグラウンド・エフェクトになるというから、少なくとも軍や警察にとっては全く実用性がない機械になる。地面が平らでないと、簡単に滑り始めるからだ。これはエア・カーが実用化されないのと同じなのである。 つまり「週末仕事で組み立て可能な装備一式揃えて価格1万ドル」では、一般市場でも売れるかどうか甚だ疑問なのだ。
操縦システムとしてはなかなか良いところをついているが、やはりフライング・プラットホームは失敗作だと証明されているのだから、もっと違う発想が必要になるだろう。
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