どんぐり1号のときどき日記
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2007年11月15日(木) 同じ名前で2隻

 来年8月に退役する南極観測船「しらせ」の後継船の名前が、同じ「しらせ」に決まったそうである。
 どういう訳でまったく同じ艦名が、しかも続けて付けられるのか、あまりにもおかしいと思いにニュースを読んでみた。結果は白瀬中尉の出身地である秋田県にかほ市(旧金浦町)の組織票だと判明した。

 そもそも公募では「しらせ」以外の名前を募集して、18878票中「ゆきはら」が768件でトップだったのに、にかほ市民から「できれば『しらせ』にしてほしい」との手紙が700通も寄せられたことを考慮したとかで、「ゆきはら」の応募すべてを「しらせ」への応募とみなし、「しらせ」単独での応募も加えると1010票になると「判断」したそうである。結果、2位の「やまと」の659表も大きく上回った言うのだが、これは明らかにおかしい。公募の意味を全くなさない、不正だと言ってもいい。
 初めから「しらせ」以外は考えていなかったと言う証拠だ。そして普通同じ名前を付けるなら「二世」と付けるのが常識なのに、それすらも無視している。
 もう組織票としても、もっともヘタなやり方だ。呆れるしかない。こういう決定をした「南極地域観測統合推進本部」というのは頭の悪い、独裁組織と言う訳で、どこかの国と同じである。
  
 後継鑑は来年4月に進水式が行われ、2009年11月に初の南極観測に向かうそうだが、もうどうでも良くなってしまう。上の組織が腐っているようでは、南極観測の目的が曖昧になるからだ。
 そもそも現「しらせ」も老朽化で退艦する事が決まっていたのに、新造船の話すらまとめられなかった位だ。もう日本は南極を調査する資格などないのかもしれない。


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