どんぐり1号のときどき日記
DiaryINDEXpastwill


2007年10月14日(日) 核抜き本土並み

 ビデオクイズ用にある程度のメモを作成し、さてダビング、と思ったら、録画不可のメッセージが出る。
 ごく一部のDVDを除いて、ほぼ全滅だ。これでは新作のクイズが作れない。まさか8mmテープでもこうなるとは思ってもいなかった。
 せっかく面白い構成と演出があったのだが、ほぼダメになってしまった。あとはひたすら数でこなすしかないとは言え、単純に増やすだけではすぐに飽きられるので、新しい構成を考えないといけない。ただし時間がなくなっているのがきつい。
 しかもLDソフトは90%以上実家に置いてあるので、そちらに行って作る方が簡単だろうが、なにかと厄介ではある。

 ところで。
 1972年の沖縄返還後、有事の際に米軍が核兵器を持ち込むことを日本側が認めた密約について、その存在を明記した米公文書が見つかったそうである。
 1969年11月、当時のニクソン米大統領と佐藤栄作首相は、首脳会談で「核抜き・本土並み・両3年内」の沖縄返還に原則合意したが、事前の秘密交渉に当たったキッシンジャー大統領補佐官が、ニクソン大統領に提出した二つのメモに書かれていたとの事で、「核密約」については、日本側の秘密交渉役だった若泉敬・京都産業大教授(故人)が著書「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」で明らかにしていたが、米公文書でも初めて存在が裏付けられたとの事だ。

 当時のアメリカ軍がどういう戦略を持っていたかを考えれば、核を持ち込まないと考える方がどうかしているのは世界の常識だ。
 そもそも常に核戦争を意識して臨戦態勢にあるアメリカの艦隊が、日本に寄港する時だけ核兵器を下ろすとした場合、どこに下ろして緊急時はどうするのかと考えれば、そんな事を出来る訳がないのは中学生でも判る話だろう。
 持ち込まないというのはあくまで政治的な駆け引きの話であり両方のメンツの問題であって、実際にありえないのは当たり前である。

 米公文書の発見について、高村正彦外相は毎日新聞の取材に対し「密約はなかった」と話したそうだが、今さら否定したところで意味は全くないし、仮に密約はなかったとしても、核を持ち込んでいたのは様々なメディアがほぼそれを立証している。
 事実は事実として認めなければならないのである。


どんぐり1号 |MAILHomePage