どんぐり1号のときどき日記
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2007年09月09日(日) 図説王立科学博物館

 UKのボートラ付きCDの発売が延期になったと連絡があった。しかも来年の3月だという。
 そんな先だと発売を忘れてしまうではないか。そもそもそれまで確実に生きているのか、我々の年代では怪しくなってしまう。

 さて、現在「図説王立科学博物館」をチマチマと読んでいるが、やはり面白い。
 岡田斗司夫氏の文章が、宇宙開発に興味がある人間はどういうところに興味があるのか、実に的を射た内容になっているせいもあるが、それ以上に宇宙開発はドラマチックなのである。その現実のドラマが本当にすばらしいから、岡田氏の文章を読んだ後で色々と検証したくなってしまうのだ。

 しかし人類で初めて月面歩行をしたのはアポロ11号のニール・アームストロング船長だが、最後の月面歩行は誰か、というのは日本はもとよりアメリカでもクイズとして成立するくらい誰も覚えていないのではないだろうか。正解はアポロ17号のユージン・サーナン船長だが、もしかしたら最後のアポロが17号だという事すらクイズになってしまうのかも知れない。

 とにかくアポロ11号が月着陸に成功したとたん、アメリカは一気に宇宙開発をトーンダウンさせてしまった。つまりアメリカの一般的国民は「科学で未知の世界を知る」という概念が乏しかったのだろう。結果として宇宙開発は、国家の威信をかけただけのアダ花になってしまったといえる。
 そういう意味では旧ソ連の方が、地味にだが技術が廃れないようにしていた分、科学の意味が判っているように思う。

 しかしこの「図説王立科学博物館」は、本当に宇宙開発の様々なドラマを垣間見せてくれる。予想以上に良い本だ。


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