どんぐり1号のときどき日記
DiaryINDEXpastwill


2006年12月19日(火) 絶望的な日本

 昨夜、NHK教育の「視点・論点」にまこさんが出ていたのだと言う。そのタイトルは「まん延するニセ科学」(蔓延は漢字で書いて欲しいなぁ)である。なるほど。

 でも放送を全然知らなかったので見逃したのだが、なんとまこさん本人も昨日の放送だとは知らなかったそうである。なにせ昨日東京で収録してその日の夜に放映である。他の人に教えるひまもなかっただろうに。こういうところがいかにもNHKだ。こんなネタはスポンサーを抱える民放にはなかなか出来ない事なのだからこそ、NHKのような組織がきちんとやらなければならないのに。

 現在の民放ワイドショーでは、それこそニセ科学を平気で扱っている。誰かが警鐘を鳴らさないといけないのだが、それをするべきNHKもかなり科学には疎くなってしまっている。日本の将来が絶望的に思えるほどの危機的状況なのだが、多分そういう危機感はマス・メディアに関しては誰も持っていないのだろう。

 そもそも日本には、世界的にも稀な巨大迷信である「六曜」がある。これが100%迷信だというのは、少し調べれば誰でも判る程度のものなのだ。これが国内に蔓延して実生活にも影響を及ぼしている国など、他にはないと言える。実はそれほど日本というのは単純な国なのだが(良く言えば、柔軟性に富んでいるという事か)、それだからこそ科学的な誤りは、絶対に正しておく必要がある。
 もちろんこれは、「科学的思考力」という意味だが、ここまで絶望的に基礎科学が疎かになっていては、事実を一つずつ教えていく必要もある。それほどに危機的状況なのである。

 しかしこの手のニセ科学への警鐘を真面目に実行しているまこさんには頭が下がる。しかも理路整然としているのは当然として、極めて平静に説得しようとするその姿勢は本当に凄い。これはまねをしようとしても簡単に出来るものではない。
 そんな彼を理論面でバックアップするなど出来る訳もないが、少なくとも全面的に応援する。
 なぜなら彼の言っている事は正しい上に正論だし、そもそも昔からの仲間が正しい事をしているのだから、支持するのは当然なのである。


どんぐり1号 |MAILHomePage