どんぐり1号のときどき日記
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2006年11月27日(月) ピンクの豚

 昨日、某局のトップランナーで、テーマが本城直季氏であった。
 意外と本人は平凡な人で、人物としては今のところ魅力はない。だが彼の写真は、本物なのにミニチュアに見えるというあれで、写真集としてはかなり売れているらしい。確かに私も欲しいのだ。

 しかし撮影方法は判っているのだが、何故あれをミニチュアのようだと感じるのだろう。
 人間の目は本来、遠景はパンフォーカスで認識するそうだが、そうするとそこにボケが入った場合、自然の景色ではないと判断するのだろうか。そうなると、ミニチュアやジオラマを見た事がない人にはどう見えるのだろう。その辺が気になってしまう。
 小さな物がはっきり見えるのとボケて見えるのとが混在する事で、自然ではないと脳が判断するのだろうか。それとも単純に、小さく見える事が最大の要因なのだろうか。
 その辺の原理が知りたいものだ。

 ところで。
 公開中の映画で「トゥモロー・ワールド」がある。演出がメチャクチャと言う事でなかなか評判である。
 まとりさんも「SF設定とドキュメンタリー風手法と物語とディテールへの拘り等々、すべてが微妙に噛み合ってなかった」と書いているし、他にも同様の意見を見る。
 ただひとつ、非常に驚いたのだが、主人公の友人の住居という設定で、なんと「バターシー発電所」が出てくるのだという。しかも上空にはちゃんと「ピンクの豚」まで飛んでいるとか。さらにここでのBGMは「クリムゾン・キングの宮殿」が流れていると聞くと、本当にそんな映像が流れるのか? とにわかには信じられなくなる。
 もちろん出典はピンク・フロイドの「アニマルズ」のジャケットだ。これはストーリーとは全然関係ないらしいが、ここまで描写すると、やはり意図してやっているとしか思えない。 というか、ムリヤリ設定した上で撮影しているとしか考えられない。
 最大の問題は、何のためにやったのか、である。もしかしたら映像にしたかっただけで、本当に意味がないのかもしれない。まあ映像を作ると言うのは、そういうものなのだろう。


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