どんぐり1号のときどき日記
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2006年11月11日(土) また一つ増えた

 今月の始め頃に報道されたが、9月に陸上自衛隊玖珠駐屯地(大分県)の武器庫から64式小銃や拳銃などが紛失した事件は、結局どうなったのだろう。今の日本で銃器が紛失するなどとんでもない事なのに、見つかったという情報は流れていないようだが、各メディアはニュースとして価値がないから、追いかけていないのか? それとも見つかったから、問題なしという事でニュースにしないのか? 
 いずれにせよ日本の報道は、長期に渡るニュースの結果を報道しない傾向が強い。だからどんなに大事件でもあっさりと忘れ去られてしまう。
 事件は風化するのではなく、風化させられているのだ。

 などと憤りつつ、「スター・ウォーズ」のDVDを買った。もちろん公開一作目の、通称エピソード4である(この呼称は好きではないが)。
 実はLDのボックスで、旧三部作とデジタル・リマスターの三部作は持っている。今更DVDのソフトなど買っても仕方がないのだが、なんと今回のソフトは「1977年の劇場公開版」(日本は1978年公開だ)と「劇場公開時の吹替えヴァージョン」が入っているので、ただそれだけのために買ったのだ。

 確認したら、本当にオープニングに「エピソード4」の記載はなく、1978年に観たまさにオリジナルの劇場公開版である。これは素直に嬉しい。
 そして吹替え版だが、当時は初公開時ではなく、ルーカスの意向を受けて子供たちも見られるようにと1980年の再公開時に作られた物だ(本当は「帝国の逆襲」の公開にあわせて旧作を見られるようにという、実に商売上手な戦略なのだ)。
 声は奥田瑛二、森本レオ、森田理恵という布陣で、あまりうまい訳ではないが、当時これも観に行ったので(ガラガラだった)、記憶の補完が出来てありがたい。ただしこの吹替え公開版は、オープニングのあの文字も日本語だったのだが、それは収録されていない。デジタル・リマスター版は日本語吹替えにするとオープニングが日本語になるのに…。
 そういう欠点もあるが、この価格(3,000円以下である)でここまでやったのだから、よしとしよう。

 そう言えば、LDソフトで最後の意地を見せた高画質高音質の作品が「スター・ウォーズ エピソード1」である。
 映画の出来はともかく、できればエピソード3の公開後に限定で良いからLDボックスを出して欲しかった。それほどに素晴らしいスペックだったのである。中身もちゃんと劇場公開版で、DVD版とは全然違っている。しかもこのLDは、日本のみの販売だったのである。スペックだけを考えると、究極のLDソフトを出したものだと感心したものだ。
 比較的若い映画ファンだと、「エピソード1」の劇場公開版はLDソフトでしか観られないという事は知らないだろうし、ここまでDVDソフトが普及すると、本来の劇場用作品があったという事すら忘れ去られてしまっているのだろうと思う。
 まあそれでもかまわないという程度の出来ではあるのだ、「エピソード1」は…。


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