どんぐり1号のときどき日記
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2006年10月07日(土) プログレって何?

 mixiのコミュで、「プログレとは何か」という問いかけを見つけた。
 もちろん音楽のプログレの事なのだが、定義ではなく、あくまでプログレというものをどう捉えているかという問いかけである。なにせプログレというジャンルは有名な割には定義が難しく、ほとんど定義付けが不可能と言ってもいいかも知れないほどなのである。

 ジャンルとか言いながら、実はプログレがジャンルではないのは確かだ。とにかく音楽としてはありとあらゆるジャンルを取り込んできた事で独自の進化を遂げてきたのだが、それによって一つの明確なカテゴリーが作られた訳ではない。思うにプログレッシヴという言葉がまずかったのかもしれない。むしろ柔軟性の方が大きな要素だったと思うからだ。

 でも様々なネーミングがあった中で、「プログレッシヴ・ロック」という響きは、かなりカッコ良かったのも事実だ。日本では早くから「プログレ」という言い方で普及したが、訳の判らない曲を「プログレだから」という一言で片づける究極の逃げ方を提供した言葉でもある。

 そして自分にとってプログレとはどういうものだったのだろう。
 もちろん今でもクリムゾンやEL&P、YES等はプログレに分類する事になんら異論はない。意見が分かれるドリーム・シアターも、個人的にはプログレに含めていいのではないかと思う。その根拠は「美しさ」である。
 もちろん他の人と違う事をやれば、それはある意味でプログレッシヴになるのだが、やはり音楽である以上、何らかの美しさが必要だと考えている。
 だからアシッド・ロック、サイケデリック・ロック、電子音楽などは私にとってプログレではなかった。タンジェリン・ドリームの1stは実は好きなのだが、プログレだと思った事はないし、ファウストも同様に好きだが、やはりプログレではない。でもエニワンズ・ドーターを初めて聴いた時はかなり衝撃的で、あえて言えばシンフォニック系プログレだろうが、少なくともフアウストよりはプログレに相応しいと思う。

 今までの自分の好みからすると、やはり曲自体の美しさがかなり重要な要素になっている。だからEL&Pは今でも好きだし、当時の彼らのサウンドは紛れもないプログレだったし、今でもそうだと確信している。

 しかしこう考えていくと、プログレとSFは、状況としては非常に似たもの同士だった訳だ。自分がどちらにもはまった理由が良く判ってしまう。


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