どんぐり1号のときどき日記
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北朝鮮はいよいよ切羽詰っている。ガソリンが無いのだ。 原油の精製施設は輸送ルートの破壊によってまったく稼動できず、仮に原油がいくらあっても、当然ながら戦車は動かないし、そもそも冬の暖房用の燃料すら乏しいのである。 だから中国や韓国の顔を潰してまで、イランへテポドンを売り込むための発射試験をしているのだ。テポドンを輸出する事でイランから灯油、ガソリン等の精製された石油製品を受け取らなければ、本当に軍隊すら存在できなくなってしまう。もう死に物狂いにならざるを得ない状況に追い込まれているのである。 こうなると今後の国連の動きに中国がどう対応していくのか、また最悪のシナリオになった場合の北朝鮮がどういう行動をとるのか、本当に目が離せなくなってきた。
ところで原油を大量に精製して輸出できる国は、実はそう多くないという事実はあまり知られていないようだ。 原油産出国は、今まで精製しなくとも輸出するだけで良かったから精製施設はあまりないし、アメリカですら、精製施設の老朽化が進んでいるのに、国内法の縛りがあって新しい施設をまったく作れない(一番大きいのは水質保全の問題で、アメリカの水管理は陸軍がやっているので厳しい上に簡単には変更しないし、そもそも企業の論理も通じにくい)。
意外かもしれないが、精製して輸出できるだけの生産能力のある国は、日本とシンガポールそしてベネズエラの三国くらいしか存在しないのである。アメリカや中国のように、原油を大量に買い付けても国内の消費が精製能力を大きく超えるという国がほとんどだ。 アメリカなどは、ガソリン価格が上がるという事は即品不足だという事を表わしているが、日本は価格が上がっても品不足にはならない。極論すれば金さえ出せば買えるのが日本と言う国なのである。 金融や工業製品、技術など、実は意外と日本は世界の経済の中心に位置しているのである。望む望まないに関係なく。
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