どんぐり1号のときどき日記
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毎日遅くまで粗仕事である。
ところで経済関係の記事を読むと、ほとんどがデフレが悪い事だという論調だ。 だが戦争という超巨大消費行為がない現在、どうやってもデフレになってしまうというのも真実だろう。デフレが良いとか悪いとかではなく、それが経済の自然な流れなのである。
実は第一次大戦以降、テロのような局所的な物は別として、巨大なエリアで行われる戦争がない時代というのは今までなかったのである。冷戦時代でも兵器の生産は続いていて、結局消費社会であり続けたのだが、ソ連がなくなり、冷戦自体がなくなった現在、巨大な消費活動はなくなってしまったのである。 だが今まで消費財を生産し続ける体制を急に変える事は難しいため、結局市場には製品が溢れてしまうので、デフレになってしまう。
ただし、デフレになると余剰資金を様々な開発などに回せるため、技術革新も進む一面がある。もちろんそれができるのは限られた企業などになるが、それでも世の中の進歩を促す原動力になる。 経済とは不思議な物である。
ちなみに戦争と経済を結びつけた論をきちんと展開しているのは、江畑謙介氏と長谷川慶太郎氏くらいだろうか。前者は「戦争を語るのに経済が不可欠」だし後者は「経済を語るのに戦争が不可欠」である。 両者とも、執筆されたものはなかなか面白い。
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