どんぐり1号のときどき日記
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2006年04月20日(木) 21年前

 朝、出かける前のニュースで、羽田にJAL123便の展示コーナーが完成したと報じていた。しばらく前に構想が発表されていたが、ついに公開までこぎつけたという訳である。
 もちろんこれは21年前に御巣鷹山に墜落した、あの機体である。とにかく飛行機の事故による衝撃は、自動車事故の比ではない。特に人体の損傷は半端ではなく、生存者がいるとついつい見落とされてしまうが、亡くなった人の遺体の惨状は、すさまじいものなのである。もちろんこの施設で遺体の惨状を見る事は出来ないが、機体だけではあってもそういうものを認識できる、日本では数少ない施設となっている(はずだ)。

 恐らくはあの名著「墜落の夏」を読んでからここを見に行けば、墜落という事がいかに凄まじいか判るのではないだろうか。なにせこの本を読んだだけでも、この事故がいかに凄まじかったか、そして遺体回収にあたった人々の努力の尊さ(一部にはバカもいたが)などが良く判る。間違いなく必読書である。

 あとはこの施設がどの程度の事を見せてくれているかである。日本航空側が真摯な姿勢でこの施設を運営するのなら、多分まともな物になっているとは思うが、昨今のトラブル続きの実態を見ていると、甚だ不安でもある。
 それでも日本国内では唯一と言ってもいい施設なのだから、やはり機会があれば見に行くべきだろう。


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