どんぐり1号のときどき日記
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2005年11月24日(木) はやぶさ参上

 ニュースで「小惑星探査機はやぶさ」が話題になっている。
 小惑星イトカワの表面物質のサンプル回収という前代未聞の快挙となるかどうかの瀬戸際であり、これはアポロでは人間がやった事を機械のみで行うと言う意味では、人類初のサンプル・リターンなのである。
 チャンスはあと一回だというが、ぜひとも成功してほしいものだ。

 そして実際にサンプルをどうやって回収するのだろうと思っていたら、「惑星間軌道からの直接大気再突入と回収」というとんでもない大技を披露する事になっている。これはすごい、すごすぎる。
 さらに「光学観測による自律的航法」という事までやっている。油断していたら、アポロの頃の夢物語が現実になっていたのだから、それは興奮もしようというものだ。

 おまけにこの探査機がイオンエンジンを主推進機関とした惑星間航行、つまりイオン推進だとは知らなかった。ヒドラジンを利用した通常推進の10倍である秒速30キロというスピードで飛行できるのだという。もうそんなところまで来ていたのには驚いた。やはり工学の世界は面白い。

 まあどちらも人体にとっては有毒ではあるが、ヒドラジンなんかは戦闘機はおろか旅客機にさえ使われているのだから、今さら気にしても仕方がない程に社会に浸透している。航空宇宙産業とは、色々な意味で危険と背中合わせなのである。


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