どんぐり1号のときどき日記
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2005年05月29日(日) トレンチコートがないっ!

 月末に向けて仕事は溜まりきっているのだが、今日は行かない。

 で、久々に床屋へ行く。
 実は今年になってから仙台では初めてなので、とりあえず子どんぐりが行った床屋へ行ってみる。やはり日曜だけあって結構待たされたし、何よりタバコの匂いに困ってしまう。床屋の匂い自体は悪くないのだが、これにタバコが混ざるともうダメである。
 最近流行りの「早くて安い床屋」というのは、実は待ち時間がほとんどないため、タバコの匂いがほとんどないという大きな利点があった。これはカット自体の上手下手を越えた利点なのだが、この業界はあまりそういう事は考えていないらしい。タバコの匂いというのは、吸っている時はそう悪くはないが、何かと混ざったりあるいは染み付いたものはもう最低である。燻製状態の奴の匂いなど、もう犯罪であろう。
 タバコの煙は確かに発ガン性等で騒がれるが、床屋のような場所では、単純にあの匂いも何とかしてもらわないと困るのである。
 やはり違う店も探してみなければならないようだ。

 午後は家族で町中へ出る。
 薄手のジャケットやトレンチコートが欲しいのだが、これという物が見当たらない。
 以前TAKA-Qで裾が短めのトレンチコートを置いていたのだが、現在は見かけなくなってしまった。意外と安くて良かったのだが、ちょっと短めというのが気になって考えていたら消え去ってしまったのである。これは失敗だったようだ。
 こうなるとバーバリーを買うしかないのだろうか。以前は着ていたがさすがに30年近く着ていたのでボロボロなってしまい、もったいないが捨ててしまったのである。これはさすがに高いだけあって良く考えられたコートだった。間違いなく軍用としてのトレンチコーチの延長線上にあった優れ物だったのである。
 ただし今買おうとしても高くて手が出ない。でもこれを買って、GUN-KATAゴッコをしたいと思った私はおバカであろうか。そうなるとベレッタM92が二挺必要になるが、むしろドルフィンを二挺使用した方が映画に近い描写が可能となる。う〜む。ドルフィン二挺で36,000円かぁ…(論点がずれている?)。

 駅へ行くと北海道展をやっていたが、ここで復刻版のバンビのミルクキャラメルとチョコレートキャラメルを売っていたので、つい買ってしまう。先日どんぐり2号が同じ場所でハッカのキャラメルを買ってきたが、やはりこの復刻版を現実に見てしまうと、買わずばなるまいという気になってしまう。なにせ味を覚えていないほどに懐かしいのである(表現が矛盾している?)。
 という事でまずミルクの方を食べてみたら、今の味覚で比較しても悪くない味で、時々なら食べてもいいという味である。これなら復刻版の意味があろうというものだ。チョコレートの方は、好みは分かれるだろうが意外とあっさりしていて、そう悪くはない。悪くはないがそれほど食べたくなるような味でもない。ま、そんなものだ。
 ちなみにカバヤのミルクキャラメルも売っていたが、これやウインターキャラメルは、別に今食べたいとは思わない程度の物で、あの当時は森永のキャラメルを食べてしまうと、カバヤの物は食べられなくなったものである。少なくともバンビの方は、これらよりはるかにましなのである。

 本屋へ寄って、久々に「Cut」を買う。
 今回は「世界の映画オタク10万人が選んだ史上最高の映画ベスト100」という特集に興味があったからだ。ただし「10万人の基準」とか「載っているコメントは何を代表するのか」とかいろいろ疑問点はあるが、とにかく少なくとも「映画好き」というレベルを超えた10万人の意見ならそれなりに面白いだろうという予想もあったし、実際、それなりに面白い内容ではあった。
 もちろん同意できるものもあればそうでないものもあり、思うに映画批評は、同意できない部分にこそ面白みが内在されているのだと思う。
 ちなみに「2001年宇宙の旅」は25位で、私の中ではSFと限定すれば1位だし、オールタイムで考えても5位以内なのだが、映画全体で考えればこんなものだろう。でも「ワイルドバンチ」が86位とは、意外と低かったように思う。

 町からの帰りに、中学時代の同級生であるM田が務めているSというケーキ屋に寄る。
 ここはアップルパイやシュークリームでそこそこ有名という店らしい(うちの親も知っていた)。とりあえずいくつか買ってから、呼んでもらって少し話をする。
 M山がだいぶ前に亡くなっていたとか、あるいはここには書けないような事も少し教えてもらう。まあ人生いろいろある訳だ。いずれ先生が元気なうちにクラス会をやりたいものだ。

 この時買ったメロン・シャンテは、なかなかインパクトのある形と値段で、一個しか買えなかったがやはり美味しい物だった。季節物だという事だが、もう少し安ければ、と思ってしまう。
 そしてアップルパイやケーキは、かなり美味しかった。特にアップルパイはリーフパイに近いものがあり、パイ生地自体が美味しいのでリンゴが少なくてもOKだ。本当はもっとリンゴが多い方がいいが、それだとああいう感触にはならないのかもしれない。
 なにか集まりがあったら利用できるだろう。

 集まりといえば、「歓迎会と称する宴会」は「6月11日の19時から」で決定した。
 決定前から参加表明していたまっちゃんに続いて、今日はさっそくいわさきさんが参加表明してくれたのはうれしい。最終的に何人参加になるのか、楽しみである。まあ皆忙しい年齢だから意外とこじんまりとした集まりになるかもしれないが、それはそれでまた楽しいものである。


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