どんぐり1号のときどき日記
DiaryINDEXpastwill


2005年05月26日(木) シュールなストレミング

 まとりさんの5/25の日記で、あのシュールストレミングを取り上げていたのだが、ここで引用していた野尻泡介氏は、以前まこさんたちと同じ事をしていたなぁ。もしかして同じ日?(まこさんのお子さんは、離れた場所にいてさえ泣き出したようだ)。
 やはりネットは広大だが、狭いのも確かだ。というか、趣味の世界などでは、どんどんベクトルが同じところへ収束してくるのかもしれない。そういう経験も、考えてみたら結構思い当たる。

 今日は町に出たどんぐり2号に頼んで、山田真哉著「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」を買って来てもらう。
 この本は会計学の概略を理解するための入門書なのだが、本当に初心者に概略が判るような内容らしい。
 ちなみに前書きにも書いてあるが、「やさしい××」とか「誰でも判る××」等という本が本当に簡単だったためしはない。これはどのジャンルでも同じで、大抵は判りにくいか、初心者にとってもつまらないかのどちらかだ。やはり基礎知識がない人に物を教えるというのは、非常に難しい事なのである。簡単に書いたからといって誰でも理解できる訳ではなく、大概の著者は「簡単」という概念を勘違いしているにすぎない。場合によっては「くどい」だけという事もあるのだ。
 物を教える立場の人は、その辺を充分理解してほしいものである。

 そして日記を書きながら、久々にジョン・レノンの「ヌートピア宣言」を聴く。
 でも現在の生活環境で聴くと、なんだかつまらない。EL&Pやイエスを聴く方がいいかもしれない。あるいはマイク・オールドフィールドを聴くのもいいだろう。すさんだ生活にジョンは似合わないのであった(ちなみにジョンといってもアンダーソンでもなければウェットンでもないぞ)。
 でも最後の「ミート・シティ」は良い曲だなぁ。ジョンがロックンローラーだという事がとても良く判る一曲だと思っているのだが、多分一般的な評価は違うのだろう。
 少なくともこのアルバムは、「マインド・ゲームス」とこの曲があるだけでもう満足である。


どんぐり1号 |MAILHomePage