日々は旅日記

2003年03月19日(水) 「ダメな人生でも、いとおしい。」

 無事仕事に行きました。外回りもしました。
 でも、途中でバスの中で、思い出して、やっぱり泣いてしまった。
 会社では、私以上に目を腫らしていた人もいて、「泣いたよね〜」「泣きました〜」とお互い声を掛け合いました。

 そう、やっぱり昨夜はずっと泣いてしまった。

 死ぬ前の、中村先生の言葉。
「ダメな人生だったけど、いとおしい。」

 その言葉。
 すべて、肯定された気がしました。
 結婚してなくたって、恋人がいなくったって、仕事がなくったって、親にも愛されてなくて、一人きりだって。
 生きてていいんだ。なにも残さなくても、それでも自分の人生なんだって。
 もし、それが後悔だけの人生だったとしても、それでいいんだ、と言ってもらった気がしました。

 でも、中村先生は、いろんな大切なものを残していってくれた。

 そして、大きな木の下で。
 現れた秀雄の姿。目には見えなくても、約束を守って、現れたその姿。その微笑み。それを思い出すと、もう涙が止まりません。

 きっと、みどり先生は、誰かと結婚しても、年を取っても、おばあさんになっても、あの木の下に行くでしょう。
 そして、秀雄は、いつまでもあの笑顔で、見守っているでしょう。
 
 当分私は思い出す度、きっと泣くでしょう。

 美しくも、心にいつまでも残る話。悲しみではない、感動の涙が流れる話。
 文句なしに、私の中のNO.1であり、オンリーワンである話になるでしょう。


 剛って、本当にすごいと思う。
 この人のこと、好きになれて、よかった。






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睦月。 [MAIL] [HOMEPAGE]

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