藩 clan/domain
2003年12月01日(月)

先日のイギリス人アーチスト付通訳は自分にとって大きな自信になったし、通訳にもっと深く興味を持つキッカケをくれた。詳しく思い出そうとすればするほど、今気付いているよりももっともっと間違えていたことに気付きそうで恐ろしいのだが。


それでも思い出してみよう。


通訳で難しいと感じたのは実は内容が専門的になったときではなく、食事中などの雑談だった。よく言われる背景知識の大切さってのを痛感した一瞬だった。刺繍や作品の歴史的背景、細かな技術は事前に勉強していたし、対訳リストも覚えて臨んだけど、雑談ばかりはそうはいかない。食事中に話題が両者の共通の知人の話になったが、通訳をしていた私だけがその方を存じない状況だった。そしてその方の趣味・生い立ちが多少変わっていたので、聞いた内容をいまいち信じがたかった私は、その時点で自分の訳に少し自信をなくし、話し手に確認をしながら訳していったのだった。


専門的な内容に関しては1つ。”藩”だ。今思えば、これを対訳リストを作るときに載せなかったのはミスだった。一瞬冷や汗をかきつつ、”party”を使ってその場をしのいだ。今、そのことを思い出して恐る恐る英辞郎で検索すると・・・、


藩 clan // domain
(江戸時代の)藩 province〔〈略〉prov.〕


( ̄□ ̄;)!!


こんな感じで、思い出すたびにたくさんの失敗に気付きそうだ。思想的に対立する二つの集団があったことは伝わっていると思うのだが。どんなものだろうか?今日は、ボランティア通訳の問題集と”グローバル時代の通訳”の2冊をEEと一緒に購入してみた。通勤中と就寝前に読んでみたいと思う。地理的理由ばかりを持ち上げて”通訳スクールに通えない”とか”マーケットがない”とか愚痴るのはやめよう。今の自分はボランティアで経験を積むのが妥当だし、通訳訓練の仕方を丁寧に説明した書籍も登場している。まずは出来る範囲で取り組んでいこう。





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