Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2003年09月06日(土) 同窓会

高校の同窓会に行ってきた。相変わらず、過去のことを覚えていない。時間が経つに連れて過去のことを思い出すとなると、それはそれで危険な気もするが。高校の頃の友達に会っても、顔を見ても分からない人が結構いた。まあ、だいたい顔を見れば思い出すのだが、名前を思い出せなかったりした。

その頃の担任の先生も来ていた。こちらの名前を覚えていたからびっくりだ。さすがである。ちなみに、まだ50歳にはなっていないはずなのだが、もう校長先生になるらしい。普通の教諭として数学を教えている印象しかないので、それが校長先生になるというのはなんだか不思議な印象を受ける。その高校でのボランティアを募集していたが、おそらくそんな時間はないだろうな。時間のない生活なんてうんざりなのだが。

研究の話を聞いたりもしたが、やはりみんなそれなりに苦労しているらしい。やりたくもない研究をしている人も多いようだ。あと、少しびっくりしたのは、大学院へ進学する人が多いこと。僕よりもできのいいやつが多い、というのもあるのだが、そもそも高校のクラスの雰囲気が割とまじめな感じだった、ということが少なからず影響しているようだ。僕が大学院進学をしようと思ったのは、単にイメージの問題なのだが。イメージだけではなく、もう少し勉強する時間が欲しかったとか、将来を考える時間が欲しかったとかいろいろあるが、いずれにせよ決定的ではない。最後、決めたのはやはりイメージだろう。

他の大学の話はおもしろかった。自分の大学と共通するところ、違うところがいろいろと見えてくる。自分の大学が特殊なところは、やはり人数の少なさだろう。一学年が全部合わせて200人、研究室に配属されるのは教官一人当たりで4人まで。この少なさは相当異様らしい。少人数教育はいいと言われるが、それにしたって1人は相当問題だ。

結局、なんだかんだ言ったって、孤独にさいなまれる生活そのものが変わることはないのだ。


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