Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2002年08月27日(火) 恋愛の形

2002/8/28 0:34
今日は遅く起きて、夕方から家庭教師に行った。
先週休んでしまったせいで、給料は9000円。
まあ、自業自得。仕方のないことだ。
来週は休講がないはずだから、17000円にはなるはずだ。
僕の方にもテストがあるが、
それで休むくらいなら、今のうちから勉強しておけばいいのだ。

さて、明日は生徒からもらった指輪とネックレスのお返しを買わないと…。
一応大学生だし、なにもしないわけにはいかないだろう。
と言うか、さすがにそれは社会通念的にどうかと思うし…。

しかし、なにがいいのだろう?
指輪に対して指輪を返すのは安直だし…。
まあ、僕の好みから言えばブレスレットだが、
中学生にブレスレットってのもなあ…。
やはり、学校でも使えるものの方がいいと思うのだが。
中学校の厳しさにもよるが、使えないかもしれないものを渡すわけにもいかない。

まあ、いいものが思いつかなかったら、
直接相手に聞いてしまうのもいいだろう。
そもそも僕は、気の利いたプレゼントを用意できるほど器用じゃないし、
中学生にそう思われるのもどうかと思うが、
彼女だって僕がそれほど器用じゃないことは分かっているはずだ。

なにがいいかなあ。
うーん。消耗品というのも1つの手ではある。
今日、高校生の生徒に相談したら、
ペアリングと香水くらいしかプレゼントしたことがないと言っていた。
さすがに、ペアリングなんてプレゼントするわけにはいかない。
香水は…、どうだろう?
あの子には合わない気もするが。

店を回って考えてみるのも一興だが、
そうするとますます迷う気がする。
いつも店で考えるとそうなるからだ。
やはり、ここである程度考えておかなければ。

試しにインターネットで検索してみたが、
冠婚葬祭のお返しと、ホワイトデーのお返しの話ばかりだ。
それはそうかもしれないが。
ただ、ホワイトデーのお返しの話が多かったのは、少し意外だった。
それだけ、ホワイトデーで困る男が多いということだろうか。
目に付いたのは、統計を取っているページと、
お返しは絶対にするべきだと主張する女性のページ。

気になるのは、その生徒にどういう意図があるのかということ。
プレゼントをくれたのだから、嫌われているとは考えにくい。
あまりにも格好に気を使わなさすぎるという意見ももっともに見える。
それだけの理由でプレゼントをくれるというのは
少々金銭感覚に乏しすぎる印象は受けるが、
実際、金銭感覚に乏しい感じはする。
お金のことには構わない両親だったおかげで、
僕も、中学生の頃はこの程度の金銭感覚だった。
50万円以上かけてアメリカにホームステイに行くなんて、
今の僕ならよくよくの覚悟がなければできない。
例えそれが、親のお金であったとしてもだ。
少なくとも、それだけのものを得てこようと努力はするだろう。
しかし、僕は遊んできただけだった。
いい経験はしたかもしれないが、少なくとも努力はしていない。

とにかく、問題なのはそれ以外の場合。
まあ、ほんの数回しか会っていないし、あり得ないとは思うが、
もしその生徒が僕に対して何らかの感情を抱いていた場合、
僕もそれ相応の対応をしなければならないだろう。
かなり下手に出ていたし、とてもかっこいいようには見えなかったはずだが。
まあ、唯一可能性があるとすれば、
それは周囲の中学生と比べて大人に見えることくらいか。
僕は確かに思考回路は幼稚だが、
それでも、中学生に負けるつもりはない。
もちろん、中学生と言ってもいろいろいるが。
明確な目標を持って努力している中学生がいたら、僕にはとても勝てないかもしれない。

もし彼女から意思表示があったら、
僕はそれに応えるべきなのだろうか。
僕はまだ、その生徒のことをよく知らない。
いいとも悪いとも思わない。
こんな中途半端な気持ちでは、受け容れるべきじゃないのかもしれない。
まあ、こんなことを考えていること自体が、彼女に対して失礼なのだろうが。

恋愛の形。
世の中には、いろいろな恋愛の形があるし、存在しうる。
同年代の恋愛、どちらかが年上の恋愛。
社会的な立場の異なる恋愛。社会的にも極めて近い立場での恋愛。
そういう、環境が与える影響というのは、どのようなものなのだろう?

ずっと長くつきあってきて、
今はもう、お互いのことを実によく知っているというカップルがいても、
それだけで幸せとは言えない。
その上に、これと言った障害がないとしてもそうだ。
障害がないということは、これから障害が起こりうる心配をするということだ。
ほとんどの人間は、物事がすべてうまくいくということに慣れていないし、
あまり慣れるべきではないだろう。
だから、何の障害がなくたって、お互いに不安になる。
このまま一緒にやっていけるのだろうか、と。

障害があれば、当然、その障害が2人の行く手を阻む。
社会的な障害、経済的な障害、年齢的な障害、価値観の相違、その他、
障害となりうる事柄は無数に存在する。
乗り越えられれば一層強い絆になるだろうが、
失敗したらそれまでだ。
どんなに固く結ばれていた絆でも、断ち切られてしまえばそれでおしまいということだ。

どちらがいいのだろう?
理想なんて存在するんだろうか?
歴史上、恋愛ほど人の心を悩ませてきた問題は、他にあるまい。
哲学、数学など、人の心を悩ませてきた問題は多いが、
これほど普遍的な問題となると、僕は他に知らない。

僕は、どんな恋愛の形がいいのだろうか。
理想としては、年上の人に引っ張ってもらうと考えていた。
しかし、本当にそれが理想なのだろうか。
相手に負担がかかるし、それで本当にいいのだろうか。
なにより、そんな都合のいい相手がいるのだろうか。
そして、そんなことを望む相手がいるのだろうか。

冷静に考えてみたら、彼女と合わないことはよく分かった。
彼女は基本的に、かなり受け身の印象を受けた。
僕だってそうだ。
よほど無理しないと、自分から能動的に動くなんてことはない。
リスクのあることは、基本的にしない主義だ。
リスクを負ってまでしたいことなんて、そうはないからだ。
彼女とつきあっていくなら、お互いが自分の性格を曲げて、
相当無理をしなければならない。
まあ、万が一うまくいっていたとしても、破綻することは目に見えていたと言える。
実際の彼女がどんな人なのかは、全然分からないのだが。
まあ、相当強いコンプレックスを抱いていることは確かだ。
こればかりはどうしようもないだろうから、気長につきあっていくしかないだろう。

そういえば、今日、帰りの電車の中で、きれいな人を見かけた。
その人が寝ているのをいいことに、乗った駅から下りるまでの3駅の間、
ずっとその人の顔を眺めていた。
きれいな女性の顔というのは、いくら眺めていても飽きないものだ。
どんな芸術品よりも美しい。
…なんだか変態じみてきたな。大丈夫かな、俺。
そのうちストーカーになったりするかもしれない。
まあ、この不器用さでそんなことをしたら、アッと言う間に捕まってしまって終わりだろう。
こんなことを書いていて、僕の住んでいる近隣でストーカー被害が出たりしたら
疑われりしないだろうか。
まさか警察がこんなものを見たりはしないだろうが…。

物足りないが、今日はこんなもので。
ああ、毎日毎日遅いなあ。

2002/8/28 4:32


 < 過去  目次  未来 >


Seak [MAIL]

My追加