Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2002年08月13日(火) 腕を切り裂く悪夢

2002/8/13 0:14
今日は、悪夢を2つ見た。
昨日、確か3時か4時頃に寝たはずなのだが、
6時頃にそれで一度起きてしまった。
そして、13時頃、起きる寸前に2つ目の悪夢を…。
どちらも嫌だったが、2つ目の方が精神的ダメージは大きかったかもしれない。

と言っても、夢なんてそれほど詳しくは覚えていない。
まあ、ザッと書いてみることにする。
気味が悪いので、ホラーな話が苦手な方は見ない方がいいかもしれない。
まあ、僕の表現力なんてたかがしれているので、さほど怖くはないと思うが。

麻薬中毒者が見る幻覚のような夢なのだが、
気づいたら、腕に虫が巣くっていた。
しかし、それだけではさほどの恐怖は感じなかった。
もともと、僕は細かいことは気にしないたちなのだ。

しかし、そこから虫が頭を出すとなると、さすがに少し血の気が引いた。
それも、右手の甲から徐々に肘の方へ、皮膚をブチブチと食い破って虫が一匹ずつ現れる。
虫が通ったあとはビクビクとミミズ腫れのようなものができて、内出血した血がドクドクと脈打っていた。
現れる虫は徐々に大きくなり、さらに上へ上がっていこうとした。
僕は恐怖に耐えられなくなり、何を考えたのか、下敷きを押し当てて虫の行く手を阻もうとした。
すると、虫は下敷きに沿って曲がった。曲がったのはいいのだが、
そのときに、虫の出てきたあとに沿ってできていたミミズ腫れまでが曲がり、
曲がったところで急激に圧力が高まったらしく、
その部分が急に赤く膨れあがった。ついで、甲から肘にかけてのミミズ腫れ全体が
1センチ程度の太さにまで膨れ、ビクンビクンとのたうち始めた。
ミミズ腫れはどんどん膨れ、今にも弾け飛びそうになった…。

…そこで、目が覚めた。
どうやら、右腕を下にして寝ていたため、
右腕が麻痺してそのような悪夢の元凶となったようだ。
もちろん、実際に僕の腕を虫が食っていたなどということはなかった。

2つ目の悪夢は、もっと現実的だ。
上に書いた夢は、時間的には今のままで、そのときその場に寝ている自分だった。
時間的、空間的な変化はなかった。
しかし、今度の夢は未来だった。
いつもの大学の教室、席は左端で、ちょうど前でも後ろでもない中間だった。
過去でもいいはずなのだが、なぜか僕には分かっていた。それは未来の風景だと。

教室のちょうど中間の一番左端の席に、彼女が座っていた。
少し目が悪く、まじめな彼女がそんな後ろの方に座るなんてあり得ないことなのだが、
そのときはなぜか、何も不思議には思わなかった。
僕は、その彼女の隣。前から見たら中間ほど、左から2番目の席に座っていた。
前から、問題用紙と解答用紙がまとまったプリントが配られた。
僕は、プリントを受け取って机に伏せた。
後ろの方に回した記憶はない。夢だから、その辺はいい加減なのだろう。
プリントは一瞥して、すぐに解ける、と思った。
これで彼女を見返せる、と思った。

ところが、試験開始直前、なぜか隣の彼女とプリントを交換した。
僕のプリントが1,2,3番で、彼女から受け取ったプリントは4,5,6番だった。
今度は、見ても何がなんだかまったく分からなかった。
試験が始まった瞬間に頭の中が真っ白になった。
唯一覚えている問題は、4コママンガで、4コマ目だけが空白になっている。
この状況で、オチを考えろ、という問題だった。
そんなの、分かるわけない、と僕は思った。
なんで大学でそんな問題が出るんだろう、とか、そんなことは思わなかった。

何も分からず、頭が真っ白になったまま、試験は終わった。
フッと左を向くと、彼女が僕に、冷たい視線を投げていた。
まったくの無表情。あえて何かを読みとるとすれば、それは蔑みしかない。そんな表情。
僕は、その表情に恐怖した。その目で見られるのが、たまらなく嫌だった。
相手を何一つ認めない、そんな目。
もっとも認めてほしい人に、何も認めてもらえなかった。
…そこで、目が覚めた。

そこには、彼女以外は誰もいなかった。
ただ冷たい目で僕を見つめる彼女だけがいた。

2002/8/14 0:49

2002/8/14 1:48
熱海に出かけていた弟が帰ってきた。
やけに遅いと思っていたら、友人の家に泊まっていたらしい。
撮ってきた写真を見たが、結構おもしろかったようだ。
うん、良かった良かった。
ついでに、デジカメが無事に帰ってきて良かった。
ツーリングにも持っていくと言っているが、大丈夫だろうか?
まだ買ったばかりのデジカメが、ちゃんと返ってくるかどうか…。
むう、不安だ…。

自分でも経験があるが、
どうしても他人のものとなると、自分のものほど大事にできない。
借りたものだということで遠慮はするが、大事にするのとは少し違う。
船舶実習の時も、潮風を浴びまくって写真を撮っていたが、
自分のデジカメだったらそんなことはしなかったかもしれない。

もうひとつ思ったことが、友好的なときほど、
その関係を崩すようなことをするのが難しいということ。
それを実感したのが、家庭教師の給料をもらうとき。
給料の中身を確認することなど、そんなたいしたことではないと思っていた。
しかし、相手がこちらを先生と呼び、下手に出て来るだなんて想像もしていなかった。
僕は、そんな風に呼ばれて堂々とできるほど人間ができていない。

このように実感することが、時々ある。
ある程度敵対していれば、多少問題のあることでもできる。
しかし、友好的だと、本当にできることは限られてくる。

連想したのが、彼女とのことだ。
僕は、他の友人とはケンカしたり、言い争いしたりと、
ちょくちょく問題を起こしたおかげで、多少のことは気にしないで言えるようになった。
彼女に対しては、気軽な冗談すら、まともに言えない。
こんな人間関係はたぶん初めてだ。
上に挙げた、生徒の両親相手でも、多少の冗談は言える。
でも、彼女が相手となると、本当に何も言えなくなってしまう。
彼女のことが何も分からないから、何を言っていいのかも分からない。
他の人だったら、だいたいこれを言えばこうなる、と読めるが、
こと彼女のことに関しては、まったく読めない。
いったい何を考えているのかもサッパリだ。

今日は、一歩も外に出ず、一日中家にいた。
なんだか知らないが、その方がかえって疲れてしまった。
しかし、体力は有り余っている感じがする。
全然眠る気がしない。
やはり、家の中にこもっているのは良くない。
改めて、そう感じた。

相変わらず物足りない感じがする。
何か書くことはないか…。
うーん、そう考えたって、これだけ書いたあとに書くことなんて…。

とりあえず、最近少し涼しくなってきたと思ったが、
まだ全然暑い。
北海道ではもう15度くらいまで下がっているらしい。
信じられない。うらやましい。
まあ、冬になったら立場は逆になるのだろうが。

しかし、東京の寒さは、北海道の寒さとはひと味違う。
場所によって、寒さの感じ方が違うのだ。
都心に行けば行くほど、寒さが極端になって感じる。
ヒートアイランド減少とは逆に、
エアコンによって排出された冷気で冷たく感じるのか、
あるいは、大気汚染の影響でそう感じるのか、
そのどちらでもなく、殺風景な風景の影響でそう感じるのか…。
なんだかよく分からないのだが、妙な刺すような冷たさを感じるのだ。
八戸にも行ったが、確かに八戸は寒い。
しかし、肌を突き刺すような冷たさはなかった。ただ、寒いだけだ。

ただ寒いだけだから、10分程度だったら歩くことに苦痛なんて感じない。
しかし、こちらは違う。
例えわずかでも、外の空気には触れたくないと思うのだ。
なぜなのかはよく分からない。
単なる思いこみ、という可能性がもっとも高い。

2002/8/14 3:42


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