| 2007年02月20日(火) |
簫兄さん〜(むせび泣き) |
「天龍八部」第7巻少林寺激闘から第8巻雁門悲歌を読了。これで全巻を読了したことになる。 第7巻で久々に登場した簫峯(しょうほう)が、第8巻でも大活躍。全編を通して露出度が一番高い主人公というのは段誉(だんよ)かもしれないけれど物語の主人公は、やっぱり簫兄さんだと思うのよ、私は。 簫兄さんは第7巻で死んだと思っていた父親と再会。その父親が彼の養父母、恩師等々を次々と殺していたことも知る。恩師は少林寺の僧で、少林寺の人たちは全員簫兄さんが犯人だと信じて疑わなかった。でも、本当はお父さんがやったと知って、彼の無実を認めるのだけれど、簫兄さん曰く 「親がやったのなら俺がやったのと同じこと」 だって。格好いい!もう、惚れ惚れ〜。 雁門関悲歌では、虚竹と夢姑(ぼうこ)の再会が描かれている。夢姑は西夏の王女様。つまり、虚竹ったら逆玉に乗るのだ。やるな、虚竹。 慕容復(ぼようふく)はちょっとおかしくなってきていて、段誉(だんよ)の父親の愛人たちを殺しまくる。段誉の父親はその所為で悲嘆に暮れて、自害。段誉の母親も自害。その時、段誉に本当の父親は段延慶(だんえんけい)である、と伝える。それまで血を分けた妹だと思っていた女性たちと結婚出来るから嬉しいでしょう、と言われる段誉だったけれど、それどころではない。当たり前だね。 クライマックス。簫兄さんは宋と遼が戦になるのを寸前で止めて見せたものの、遼の皇帝に背いた罪をかぶって自害してしまう。阿紫(あし)は簫兄さんの亡骸を抱えて、雁門関の谷底に身投げ。それを追って阿紫を天女のごとく思っていた遊担之(ゆうたんし)も身投げ。 悲惨すぎる…。 最後の最後、段誉が大理国に帰る途中に慕容復が「いかれて」いるのを目撃するけれど、その顔が今までに見たこともないほど柔和なのを見て「幸せなのかも」と思う。 なんて、なんて不幸な終わり方なのかしら。私の簫兄さん(おい)が、なんで死ななくちゃいけないのよぉ。ばかぁ。 |
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