| 2006年11月22日(水) |
フーコーの振り子2 |
ダーリンが「フーコーの振り子」を買ってきてくれた。早速読んでいる。 「薔薇の名前」の余韻に浸りたいと思っていたけれど、知識欲というか読書欲が抑えきれなかったのだ。 さて。今のところ、上巻の半ば過ぎまでしか読んでいないので、感想を述べるまでには至っていない。言えることはイタリアで学生闘争が繰り広げられた頃から始まって、比較的現代までのイタリアが舞台になっていると言うこと。それから、どうやら「テンプルナイツ」の秘宝が主流にあるらしいと言うこと。それにくわえて「ローゼンクロイツ」も関与しているらしいと言うこと、そして「生命の木」(セフィロト)と「カバラ」と「神の名前」が根底にあると言うこと…かな。 「フーコーの振り子」と言うだけあって、ストーリーの時間軸が振り子のように現在と過去を行ったり来たりする。その文体になれるのに、少し時間がかかった。 相変わらず、哲学の話と宗教の話がてんこ盛り。そしてお得意の「記号」があちこちにちりばめられている。長編の小説としては読む側にかなりの努力が必要だけれど、謎解きという面では「薔薇の名前」よりも更に難解になっていて面白い。主人公が私立探偵かぶれ(?)しているところが、また笑える。 これから先、主人公はどんな目に遭うのだろう。なにやら、大変な事件に巻き込まれているようだけれど。 ああ。オペラの本番が迫っているというのに、私は振り子に振り回されている! |
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