日記日和
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渡辺淳一の「シャトウ ルージュ」を一気に読みました。
以前、偶然に月刊の文芸誌で「シャトウ ルージュ」の連載第一回を読み、その続きが気になりながら読みそびれていたもの。
渡辺淳一といえば、言わずと知れた「失楽園」で有名な作家です。
この「シャトウ ルージュ」も「失楽園」同様に「愛」とか「性」とか、真正面から取り組むには気恥ずかしくなるようなテーマを堂々と掲げています。
官能的な描写がかなり多いので、その点に嫌悪感を持たれる方には絶対にオススメできない作品です。
私は特に嫌だとも思わないけど、そういう作品ばかりを好んで読んでいるワケでもないのですが(汗)
数日前にある人とそういう話をしたばかりということもあって、本屋で見かけたときに迷わず買ってしまいました。
作者自身が医師であったことや、この作品の主人公の職業も医師であることから、身体に関する専門用語がたくさん出てきました。
数ページにわたってフランス語が並んでいるところはまるで辞書みたい(笑)
そういえば、今日経新聞で連載中の「愛の流刑地」もかなり話題になってるようですよね。
略されて「愛ルケ」と呼ばれているとか。
でも、日経新聞というトコロがいいなぁ。
渡辺淳一サンは、そういう恋愛小説を男性にこそ読んで欲しいと思ってるんでしょうね。
その思惑通りに(?)「愛ルケ」の行方を気にしてるサラリーマンって、結構いるらしい。。。
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