mackyの日記♪
Click! Macky's Houseのトップに戻る♪

2003年02月07日(金) Sieges Kranz

 今年もすでに12分の1を過ぎてしまって初めての日記に着手。
わずか一ヶ月の間にどれほどいろいろな出来事があっただろう。
それでも過ぎてしまえばあっけなく、残り11ヶ月を切ってしまった。
なーんて思うのは年の印かな?

 ところで、うちに一枚のお皿があった。
白い陶器のスープ皿のようなかたち。
底にはサーカスにいるような象が鼻でSieges Kranzと書かれた旗を
引っ張っている。

 気づいたら家に存在していた。
覚えているのはデザートの器だったこと。
そこにあったなんだかのデザートについては覚えがないが、
ただ、そのなんだかを食べ終わり、
かわいい象の絵柄が登場したときの「あれ?」という嬉しい気持ちは
かすかに記憶にある。

 でも、そのデザートは誰が購入したのか、
いつからこのお皿がうちに存在していたのかまったく思い出せない。
気に入ってはいたけれど、だからといって特別気にしていたわけでもなく、
一枚しかないこのお皿が食卓に登場する機会もときたまだった。

 それが、先日いきなり割れた。
気がついたらひびが入っていて、翌日気づいたら二枚に割れていた。
そして、すべての陶器がたどる運命と同じように無惨にゴミ箱に捨てられた。

 捨てられたお皿がかわいそうで思わず拾って、割れたお皿を合わせたりして
しばらく眺めたあと、初めて思った。
「あれ?このお皿はいつから家にあるんだろう・・・」
「このお皿のデザートはいったいなんだったんだろう?」
一度気になり始めると止まらなくなった。

 ぞんざいにしか扱ってこなかったくせにいざ割れると
「大事にしてきたのに。どうして割れちゃったんだろう。
こんなにかわいいお皿はなかなかないのに!」
とわけもなく悲しい気持ちでいっぱいになった。

 そして、数日後未練を断ち切れない私はネットでSieges Kranzを
検索した結果、ドイツ菓子店であることを突き止めた。
電話で問い合わせるとこのお皿の中身はチョコレートケーキ。
そして、支店のひとつである渋谷の百貨店のみで限定商品として
販売されているとのことだった。
4時と6時のみの限定販売だそうだ。

 そう言われると数年前に渋谷に住んでいた私が、
仕事帰りに購入したものだったような気がする。
並ぶのがあまり好きでない私がその日は珍しく並んで買ったような
気がしてきた。でも、あいまいである。
誰と一緒に買ったのか、1人で並んで買ったのか、
1人で食べたのか、2人で食べたのか、
自分のことなのにあれこれと想像するばかりで思い出せない。

 でも、それほど以前からこの白いお皿は私とともにしていたかと思うと
ますます愛おしく思えてきた。

 とはいえ、割れてしまったこのお皿は燃えないゴミ箱に戻し、
新しいSieges Kranzのチョコレートケーキをゲットして
新たな白いお皿と共に生きていこうっと。



 < 過去  目次  未来 >


macky