先日TVを見ていたら、「徹子の部屋」に文字放送がついていることを気がついた。
少し前まで、文字放送といえば、サスペンスドラマか水戸黄門というイメージだった。 サスペンスドラマにしろ、つい3年くらい前は一週間のうち 文字放送に対応しているものは数えるほどしかなかった。
それが最近では文字放送に対応していないサスペンスドラマの方が少なくて、 同じ時間帯にいくつかのチャンネルで文字放送が重なっていることもしばしば。 文字放送が増えたという実感があったけれども、 聞こえない人たちが大好きな野球中継やスポーツニュースには文字放送は今もない。
とはいいながらも、国民的番組といえる例えば「サザエさん」や「渡る世間は鬼ばかり」は長い間文字放送に対応しておらず、 どうしてだろうと不思議(不満?)に思っていたけれど、気がついたら文字放送対応に なっていたりと、番組の幅の広がりの前兆はあった。
そして、「徹子の部屋」の文字放送。 驚いて一週間の番組を改めて見直してみたら、 「SMAP×SMAP 」にまで字幕がついている! えー!嘘〜!!!
かと思えば、「関口宏東京フレンドパーク II 」にも! 春からの連続ドラマも8割方ついている! 他にも・・・ 4月に入って、文字放送対応の番組がそれ以前に比べて倍以上増えている感じだ。
それがどれほど嬉しいことかは聞こえない人、聞こえない人を家族に持つものには 特に身にしみることと思う。 私も例外ではない。
しかし、それはまだ驚きの始まりでしかなかった。 ワールドカップの初日に仰天した。 なんと試合の中継に文字放送が!!!
テレビのスポーツ中継には必ず解説者と進行役がいる。 画面には出てこないが、試合の運びやゲストのコメント、選手の情報などが時間いっぱい話され続けている。 それは聞こえるものにとっては、当たり前のことだった。 聞こえないものにとっては、永遠の謎だった。
それに字幕がついていたのだ。 画面に字幕が浮かび上がったときは本当に驚いてしまった。 しかし、生中継。 実際は文字は話しについていけなかった。 結果的には実際の話されている内容の20分の1??も対応できていなかった。 それも、「さて次は」のその後を待ち続けて、やっと出てきた字幕が「でした」ときて、 内容はわからず終いだったりも頻繁であったが、 失敗は成功の元。 今後に期待したい。 けれども、ワールドカップの初日だけだったんだよな。 どうしてかな? 実験的だった・・・?
ワールドカップの番組で字幕が出てきた瞬間に 満面の笑顔と驚きの奇声で喜んだ我が家の聞こえない人の表情を 番組の担当者に見せたいくらいだ。 これからも、試行錯誤しながらもあらゆる番組に文字放送を つけていって欲しいと願ってやみません。
(ちなみに、ご存じない方のために。 文字放送は、文字放送アダプターをテレビに接続するか、 文字放送アダプターが内蔵されたテレビで見ることができます。 聴覚障害者はその障害の級や収入によって、 都道府県からアダプターを購入するにあたっての料金の一部、 またはほとんどを補助してもらう制度があります。)
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