十夜一夜...Marizo

 

 

その名はトキ(彼から学ぶもの) - 2008年07月02日(水)


恐らく彼は私のことが大っ嫌いなのであろう。
私の存在が、営業の仕方が、セールスの話し方が
彼の美的センス、営業センスを悉く
イラつかせる存在なのだろう。
私に関わりたくないと思っているのが丸解りなので
私ももちろんなるべく彼には近寄らないようにしている。


なのに、なのに、
今年の4月の会社の宴会で総勢100人近くが
くじ引きをして決めたのにも関わらず
席が隣同士になってしまうのって
本当に神様のいたずらとしか思えない。


他人を嫌ったり憎んだり蔑んだりの
負の感情は私をひたすら疲れさせる。
負の感情を持って生きるのは私のスタンスではない。

なるべく、なるべく、努力して、努力して
元上司として、会社の先輩として、人生の先輩として
リスペクトしなくてはと思っているのだが
時として放たれる大人気ない悪意はけっこうキツイ。



ま、直属の上司じゃないだけまだましか・・・
(変な前向き思考継続中)

もちろん、今後の私の人生に
なんの関わりもない人だと思っているが
なかなか「悪意」をこんなに直接、わかりやすく
受けたことがない恵まれた人生だったから
初めての経験に驚き、戸惑っている。


悪意を跳ね返すパワーである「剛の拳」は私にはない。
静水の如く悪意という拳を受け流しては隙を突く「柔の拳」
私に必要なのはこれだ。


その持ち主は トキ。

会社では・・・・いや、彼の前では
「トキ」になろう。


「柔の拳」の学びのために彼がいる。
そう思おう。


えーっと、「北斗の拳」を知らない人はごめんなさい(笑)
Marizo



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