十夜一夜...Marizo

 

 

どんだけ広いって。 - 2007年09月04日(火)

3日(月)の午後5時半。
大阪南港を出航するフェリー。
初めて乗るフェリー会社だった。

フェリーの中ではバリバリの大阪弁が飛び交い
なんというか船全体が「柄が悪い」といった感じ(笑)
苫小牧〜仙台、苫小牧〜大洗のような
「旅客」がメインではなく
職業ドライバーが幅をきかせている。


いつもどおりに予約した「二等寝台」だが
即、部屋替えをお願いした。
お金がかかってもいいので
出来れば個室で鍵がかかる部屋をリクエスト。
どんだけ怯えてるんだって(笑)


船が出港後、案内所に呼び出されたのは
私の他に若いお姉ちゃん二人組みと
妙齢の女子一人。
私と同じように二等寝台からの部屋替えを
申し出たくらい怯えるフェリーというと
理解していただけるかしら?(笑)


結局、金額そのまま二等寝台の一部屋を
女性専用部屋として、四人で貸切。
これで安心してぐっすり寝ました(笑)


九州の新門司港に着いたのは午前五時。
暗い。暗すぎる。
北海道だとこの時期、うっかりススキノで
夜遊びして夜中の三時にタクシーに乗ると
家に着く頃にはすっかり東の空は明るくて
「朝帰り」の烙印をきっちり押されて
ちょっとつらかったりするのに。

真っ暗だよ、真っ暗。
これなら朝帰りしても全然平気だ(←違うって)

あまりの暗さかげんに動揺してしまい
予定では唐戸市場に寄って
朝市で美味しい朝ご飯を食べようと思っていたのに
すっかり忘れて通り過ぎていた。しょんぼり。


気を取り直して、旅の目的の一つである
角島へ向かう。
朝早いので交通量も少なくあっという間に到着。
観光案内所もお土産屋もまだ開店前。
でもそのお陰で角島大橋を独り占めできた。




天気にも恵まれてほんとに最高!!

角島灯台で高知ナンバーのバイク
若者二人と話をした。


お互いバイクなのでいろいろと話は弾む。

「俺達もいつか北海道行きたいと思ってるんっすけど・・・」



「やっぱり、北海道廻るのに










一ヶ月ぐらいかかります?」






真顔で聞かれましたよ、だんな。






いやーびっくりした。





北海道はでっかいどうのイメージ強すぎ(笑)
Marizo











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