十夜一夜...Marizo

 

 

逃げる - 2006年08月09日(水)



朝方、左のふくらはぎがつる。
最高気温32.8度で汗と一緒に
塩分まで流れ出てしまったのか。
単純な体内バランスの崩れが原因だとは
思うけれど、当たり前に痛い。

「くっ!」と奥歯をかみ締め、痛みをこらえていたが
いつの間にかまた眠りに落ちた。
そして夢を見た。


〜※〜


彼のことを恐れていた。私を愛し
庇護してくれている彼のことを私は恐れていた。
どうにかして彼の傍から逃げ出そうと考えていた。

工場のような、船の中のような場所で暮らしていた。
身体的な監禁や暴力はないのだが、精神的に
拘束され、まるで私は彼の所有物のようなのだ。

二人きりではなく、わりと大人数の
コミュニティで生活しているようだ。

夢の中の彼は清原(←野球の)そのものか、
清原に非常に良く似た男性だった。
大きな身体で坊主頭。彼は私を愛してくれているのだが
私には彼の愛情が恐怖でしかなかった。
そんな私の心情を彼以外のすべての人々は周知しているのだ。

結局、私は周りの人々の協力で
秘密の抜け道からそのコミュニティを
脱出することになる。
彼が戻ってくる前に、早く!というような
そんな状況で抜け道への扉に手をかけた。



〜※〜

その扉に手をかけたところで目が覚めた。


変な夢だったなぁ。
深層心理の中に何があってこんな夢を見るのか。
「逃げる夢」はたいがい夢診断などでは
人間関係で解決していない事を抱えていると
いわれることが多いのだけれど
今のところ、特に思い当たることはない。

私と私を取り巻く人間関係は非常に良好である。

と、思っているのだが・・・
もしかして違うの?(笑)
Marizo








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