十夜一夜...Marizo

 

 

最後の晩餐 - 2006年02月25日(土)



深夜のテレビ番組で芸能人を相手に
「あなたの命はあと24時間です」


問一
どこに行きますか?


問二
誰に会いますか?


問三
何を食べますか?


問四
どこで死にますか?



ボケーっとしながら見ていたのだが
ふと自分に置き換えて考えてみた。

あくまで作り事だから
自分の都合のいいように
明日の朝8時から24時間の命だとしたら・・・


「どこに行きますか?」

行きたいところは山ほどある。
最後にこの目に焼き付けておきたい場所。
いい景色とか、思い出の場所とか・・・
多分、九州かなぁ〜。
鹿児島のおばあちゃんの家。
山のふもとの古びた一軒家。



「誰に会いますか?」

会いたい人は一人いる。
でも、自分が逆の立場になったら
すっごい後味悪くない?(←おいっ)
そう考えると「一目会いたい」と思う人にほど
絶対会いに行かないだろうなぁ(笑)



「何を食べますか?」

これ、私にとってかなり重要(爆)
テレビでも題名になっているくらいだから
まぁやはり重要ポイントなんだろう。

人生最後の食事に何を選ぶか?
やっぱりお寿司?和食懐石?蟹?

いろいろ考えたけど結局いきついた先は

「豚玉丼」と「ナスの味噌炒め」
それに「白菜と海老と卵スープ」


昔々からずっと食べてる「家ご飯」
やはり最後まで貧乏舌だなぁと
思いつつ(笑)



「どこで死にますか?」

えーっと、24時間の間で九州なんかに行ってたら
どう考えても部屋の掃除をする時間はない。
そうすると必然的に部屋では死ねない(←おいっ)

許されるならファルコンで走りながら
そのまま天国へ(←行けると思っている)の
道を登っていけたらいいなぁと。



現実には自分の命があと24時間と知らされたら
平然と「家ごはん」なんか食べる余裕もないだろう。
呆然としたり、泣き喚いたり、運命に逆らって
逃げ惑い「おっことぬし」のように
「祟り神」になっちゃうかもしれない。


その番組では最後に「遺書」を書く。
テレビ番組用の遺書だから
財産はこれだけあって、借金もこれだけあって
保険の証書は二段目の引き出しに
入っています。なんつーことは一切書いてない。


遺書を書き終わった後に画面が真っ暗になり
白い字で「他界」と浮き出てくる。
そこだけはなんともちょっと
おどろおどろしい感じである。



深夜番組なので時間はもう夜中の1時を回っていた。
寝る前にトイレに行こうと思ったのだが
なんだか怖くて我慢して寝た(←バカ)

夜中に見る番組は選ばなくては。
Marizo







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