十夜一夜...Marizo

 

 

織田君(仮名)の不安ごと - 2006年01月07日(土)



昨日は新年会だった。


実は・・・朝からちょっと調子が悪くて
鎮痛剤飲み続けの一日だったので
いくら金曜日とは言え・・・
三連休前の金曜日の飲み会とは言え・・・




「ほんと、今日はそんなに飲まないから
 飲み放題じゃなくていいよ」




なんつー殊勝な事を
一次会の幹事であった織田君(仮名)に
まずは言ってみたりして。

てへへ。



それがねぇ〜。ジョッキ一杯目は
確かに幹事の織田君(仮名)に
ちょっと遅れをとったものの
二杯目からは、きっちりついていくことが
出来ました。

いや、ほんとに調子悪かった筈なんだけどねぇ(笑)



いつものように飲み放題二時間を過ぎてから
二次会と称してそのまま同じ店で
飲み続けたわけなんですけどね。


遅れて来たえっちゃん(仮名)も
遅れて来て日本酒クイクイ飲んでる沖(仮名)も
里見八犬伝の髪型だったちっち(仮名)も
そしてちょっと調子が悪い筈の私(仮名)も
女子軍団はまったく酒が顔に出ないタイプなわけ。

ついでに言うと今回幹事だった織田君(仮名)も
むかつくぐらい長い正月休みの小坂君(仮名)も
ちまたでは有名人のふーちゃん(仮名)も
まったく酒が顔に出ないタイプ。

唯一ちょっとヘロヘロだったのが
恩師の先生(齢70歳)だった(笑)



ともかくどっからどうみても
そんな二時間飲み放題のあとも
ガボガボと飲み続けている連中には
見えない私たちだったんですけど
やはり「お酒」というのは
深く静かに体内に蓄積されるものなんですよね。


なぜか一次会の会計をしていた私に
「ごめんな、俺、幹事なのに」と
反省しきりだった幹事の織田君(仮名)




二次会の会計時には
張り切ってカードを店員さんに渡し
「一人千円なっ!」とみなに声をかけ

「ここは先生が」と言って差し出された
恩師からの一万円を男らしくつき返した。



素晴らしい幹事っぷりだ。



しかし・・・残念なのは
その素晴らしい幹事っぷりを
本人がまったく覚えていないどころか

「先生のお金って・・・俺、どうしたっけ?」

と、いう本当に中途半端なところで
記憶が途切れてしまっていると言うことである。



えっちゃん(仮名)から
「織田君(仮名)の不安ごと」という件名で
問い合わせのメールが携帯に来た。


もちろん私は素晴らしい幹事っぷりであったと
返事をしたわけなんですけどね。
それで多分織田君(仮名)の心は落ち着き
ああ、楽しい飲み会だったという記憶だけが
残るのでそれでいいと思うんですよ。



だから・・・・二次会の清算で
カードの請求が11000円だったのに
お財布の中には6000円しか入っていなくても
それは全然不安なことじゃないと思うのね。


とても男らしく「一人千円なっ!」と
叫んだのは織田君(仮名)だったしね。
まぁ覚えてないと思うけど(笑)
Marizo












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