| 十夜一夜...Ｍａｒｉｚｏ |
メンタルな事。 - 2004年09月07日(火)
私の職場には 私を含め派遣社員が５人いる。
八方美人の私は とりあえずまんべんなく
みんなと普通に接しているつもり。
その中の一人に Ｍさんと言う女性がいて
一度何人かで飲みに行った事がある。
地元は旭川で 今回仕事を探して
東京に行くか札幌に行くか迷った末に
札幌に出てきたという
いまだに実家のすねを齧っている私にすると
すごい行動力のある人だわぁと思っていた。
かれこれ８ヶ月くらい同じ職場にいると
特に親しくしなくても 日々の表情や
朝晩のロッカー室での会話などで
だんだんとお互いに見えてくる事がある。
うまく言えないのだが・・・
私にしてみると「すがるタイプ」なのだ。
前にも書いたけれど 誰かの人生を
背負い込むほど私も強くない。
Ｍさんにしてみると 友人もいない札幌で
同じ職場の同じ派遣とは言え
課長にタメ口をきき（笑）支店長と飲み歩く（爆）
態度のでかい私は仲良くしておいて
損ではない存在に写ったのかもしれない。
なるべくなるべく 入り込まないよう
入り込ませないようにしていた ここ数ヶ月（笑）
今日・・・久々に
お昼のロッカー室で一緒になった。
どうやら軽いギックリ腰になったと言う彼女に
私自身は経験していないが
急激に１７キロ程ダイエットしたせいなのか
ギックリ腰になって動けずに寝ていたら
床ずれが出来てしまった
葉山の人 の話とか。
麺を茹でようと大鍋を火にかけたまま
外に出てギックリ腰になってしまい
死に物狂いで家に戻り ガス台の火を消した途端
倒れこんでしまった
奈良の人 の話とか。
まめに整体に通っているのに
なぜか キャンプの楽しい宴会の前後に
ギックリ腰になっていきなり無口になってしまう
仙台の人 の話とか。
面白おかしく（失礼）話をしていたのだが
彼女がポツンと言った。
「多分これはストレスなんですよぉ」
「へっ？ストレス？」と聞き返したところ
今度は彼女が 腰痛が酷かった友人が
抗うつ剤を飲んだら治ったんです。
その友達 うつ病だったみたいで・・・と。
昼間っから非常に重い話になっちゃって（涙；）
なんとか「腹筋、背筋がいいらしいよね」とか
「まぁ骨格の問題っつーのもあるよね」とか
話をそれこそ力技で（笑）明るい体育会系に
持っていこうと努力していたんですけどね。
彼女がこう言うんですよ。だんな。
「ＭＺＯさんはストレスの発散が上手ですもんね」
「仕事ちゃんとして（って派遣だっつーの）
アフターファイブも楽しそうで（ただの宴会だって）
週末もバイクとかですごい充実してそうですもんね」
「・・・・・・。」
「私はこの週末なんて家に引き篭もっちゃって
月曜日は会社に来るのが大変でした。
だから（そのストレス）ギックリ腰（軽い）に
なったと思うんですよね」
お、おもい。
ラ、ランチの会話には重過ぎる。
メンタルな部分と言うのは
私が非常に苦手分野としているところで
感受性に関していえば
恐らく私と彼女では 月とすっぽん。
中森明菜と泉ピンコぐらいの差であろう。
彼女が私のこの
「はがねのような頑丈な」なのか
「マシュマロのような弾力性の良い」なのか
どう思っているかわからない感受性を
うらやましく思われたところで
私にはどうする事も出来ない事なのだ。
言いたいだけ、聞いて欲しいだけと言う
彼女の思いを受け止めるほど
私の中では 彼女は仲間ではない。
困ったなぁと言う思いを
もちろんガラスの感受性の彼女に
伝える事も出来る筈なく・・・
あっ！そうか！！
ここでの愚痴も考えてみれば
私のストレス発散の一つだったのか。
ああ 楽しくも無い愚痴を読まされて
かわいそうな読者の皆様。
あまり ストレスためないでね。
てへ。
Marizo
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