ストーカー今昔物語。 - 2004年06月03日(木) 『ストーカー』って知ってますか? まさか やった事ありますって人は この十夜一夜読者の中にはいないと 信じていますが(爆) 実は私、昔々酷い目にあった事があります。 元々はお客様だったその「野郎」は 父母よりも祖父母の年代が多いお客様の中で 当時の私より 10歳ぐらい年上の 珍しく若いお客様でした。 歳が近いと言う事もあり 株価の問い合わせの電話の最中にも 「いやー昨日、飲み過ぎちゃってさー」 「まぁ、すすきのに行かれたんですか?」 というような 会話は確かにあったけれど。 当たり前だが会社外で会ったり 家の電話(当時携帯はない)から電話したり ましてや、家の住所や彼氏の有無や そう言ったプライベートな話など これっぽっちもしてはいなかったわけ。 ある日突然の「付き合って下さい」という告白を 丁寧にお断りした後から・・・・ まぁ 最初は「クレーム野郎」に変身したんですね。 出してもいない注文をお前が出し忘れただの 解約した筈なのに お前が解約し忘れただの 私も周りも最初は「可愛いさ余って憎さ100倍」と 鼻で笑っていたんですけどね・・・・ 電話に出なくなった私宛てに(会社に) 手紙を送ってくるようになったんですよ。 「君は僕と結婚するんだよ。でもまだ駄目だって。 あと三人待たなきゃ駄目だって。 初めて君に会った時 右耳の上の方から声がしたんだ」 「指輪を買ったよ。青い指輪を。 気に入ってくれるといいな。」 「僕を慕ってくれていた娘が今行方不明なんだ。 僕が君に夢中だから、ナイフを持って 会社帰りの君の後をつけたって言ってたから 気をつけて」 会社の方でも これはちょっとまずいって事で その後はすべて 「受け取り拒否」で返したら 突然 朝早く店頭にケーキの箱を持って来て お酒臭い息を吐きながら「みなさんでどうぞ」って。 半年ほど音沙汰がないなぁと思って 安心してたら 突然現れるという事が なんだかんだと4、5年続いたであろうか? ああぁ。今思い出してもキモイ(笑) 今の時代は「ストーカー」とか 「ドメスティックバイオレンス」とか 社会的にもちゃんと認められた犯罪になっているが 当時は そんなものまったくなかった時代である。 でもね、私が一番辛かったのは ストーカー野郎のキモイ電話や手紙ではなく 「君にも落ち度があったんじゃないか?」 「本当に何もなかったのか?」 という会社の人の言葉だった。 それでなくてもまったくな理不尽な事で 心を傷つけた上に 自分で自分の態度や行動を 「もしかして 私が悪かったのか? 悪いのは私なのか?」と思わざる終えない 精神状況に陥っていた私には 本当に辛かった。 ◆□◆□ イジメは悪い事だ。 でもイジメられる方にも何かしらの問題がある。 あんなカッコしてたら 襲ってくれっていってるようなもんだよな。 やっぱり襲われる子はスキがあるんだよ。 ◆□◆□ こういう言葉を耳にする度に ふざけるなと思う。 オンナが裸で歩いていたって お股広げて眠りこけてたって 合意がなくてやっちゃえば犯罪なんだ。 あれから何年たつのか。 やっと こんな感じなくていい罪悪感なんか くそ食らえっ!!!って 思えるようになった。 Yっちゃん(仮名)!! わしもそうだけど ほんとに 綺麗な事って罪よね(爆) でもね 悪いのは、おかしいのは 間違ってるは 間違いなくそいつなの。 明るく元気なYっちゃんで かーーーんばーーーーーっくっ!!!! 待ってるからねぇ〜。 Marizo -
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