十夜一夜...Marizo

 

 

さゆりちゃんへ      代打ち:ネタ元(爆) - 2003年11月28日(金)

元気?

って元気じゃなきゃ この手紙渡せてないわな
手紙書くのなんて何年振りかなぁ・・・
筆不精なもんでぇ 年賀状も書かないからね 俺
あと字ヘタクソなもんでぇ ワープロでスンマセン

もうあの店に通い始めて   10年だよ

ガッコの先輩に連れてきてもらったんだ 最初
居心地いいんだよね ママとかイクちゃんとか
癒されるっつーか ホッとさせてくれるっつーか
銀座のカウンターバーでボトル入ってりゃ
何時間居たって¥5500! あ〜 オーナーありがとう!

俺 会社で やな事あって早々に潰れて カウンターで
閉店まで寝てた事あったけど そん時 会計タダ!
まー バランの30年入れたときゃ 7万円でしたが。。。
しかも店に無くって イクちゃんがどっか買いに行ってよ
ハイ7万円って言われた時 ちょっと納得行かなかったけどね

そんなこんなで さゆりちゃんと初めて会ったのが 去年の夏だよね


実は俺。。。


一目惚れしちゃって。。。





さゆりちゃんに。。。



そんで通う度に。。。
どんどん好きになっちゃって。。。

でもさ
あん時 さゆりちゃん 22
俺 39



あまりにも。。。
年違い過ぎて。。。
イタイんじゃないかと思って

あの店の木曜日を
俺 封印したんだよ

イクちゃんは知ってるの

イクちゃんは最初に行った時からの
知り合いだから もう10年だもんね
何でも話せちゃうんだわ

だからさ 面白がっちゃって
行く度に さゆりちゃんの話とか するわけよ

例えば、オーナーの誕生日 いくつだか忘れたけどさ
宴会やった写真とか 俺に見せたりするわけ
そうすっと オーナーの横に あなたが座ってる写真なのよ
「ほらー さゆりだよー」

正直言って 封印効果も手伝って
写真見た時は それほど 何ともなかったんだよね
「ふーん ああ懐かしいなー」って感じ


と・こ・ろ・が。。。。。。。

イクちゃんがさー
「お店の20周年パーティあるからおいでよ!
来たらオリジナルアロハあげるから」
とか言うもんでー
ノコノコ サム(仮名)と行ったらさー


いるぢゃん あーた!

このドキドキ感は 何?


抑えきれない この動悸 
動悸 息切れには 救心 ふるー

2度目惚れ?

イクちゃんにメール
「第2次さゆりちゃんブーム到来!」

そして。。。
バランの30年入れた日
月曜だから、さゆりちゃんいないしー
会社のアホどもと行っても問題なーし



思ったら、代打でいるじゃんね あーた

イクちゃんがまた
「縁があるんじゃないのー」とかホザくんだよな

で、店出た後  
「次ドコ行くべぇ?」なんて言ってる時に

「お疲れさまでした〜」と通り過ぎる あーた

即座に「俺 帰るわー」と皆に告げ
新橋まで一緒に帰ったよね

新橋までの あの5分!。。。
俺の「幸せ記録 ベスト10」に入ってるもんね



俺が木曜解禁にしたキッカケ

マブダチ(若だんな(仮名))が教えてくれた

「ビートたけしが言ってたんだけどさー

『あなたの余命 あと1年と宣告された時
あなたは何をしますか?』

という質問に対し、

『自分の好きな事をします』

と、答える日本人の割合が圧倒的に多いんだって

で、たけしが、『そんな人生 ウソの人生じゃん
余命宣告される事自体が稀なのに、したい事して
ない人生なんてウソじゃん』って言ってた』よって

ビンゴ〜!

さゆりちゃんと年が17も離れてる。。。とか
当然彼氏いるだろーなー。。。とか
キモイとか思われるんだろーなー。。。とか

そんなん 今の俺にゃー関係ないの 一方的で悪いけど

俺 こんなに女の子を好きになるの 20年振りなんだもん
こんなに ドキドキする感覚
会えても 1週間に1度 
会いたくって 胸がキューんとする感じ
でも 会っても その場では表に出せない  
みたいな 切なさ

うーん。。。高校生みたいだな

とても40の 常識的なおっさんの感覚とは 違うんだろーね

この年で 未〜だ独身だから 大人になれないのかな
でも 人を好きになるのって 素敵なことだと思ったよ

白状するけど 

さゆりちゃんのメアド ゲットする為
ゲッツ板谷の本貸したんだもん 姑息な大人でゴメン

でもさ 読み終わったらメールしてって言ったのに

2週間も音沙汰無し だったじゃん

その間の 俺の悶絶っぷりったら なかったんだよ まじ
あれ 激ヤバに面白いから 電車の中では読めないけどさ
2週間音沙汰なしだとさ

やっぱ 俺って カウンター越しの 一おやっさんでしかねーのかなー
とかさ メアド教えたくない位 キモイのかなーとかさ
カウンターの壁越えられないのかよーーーーー みたいな

2週間と一日たって
来たメールの題名が
「しんさまへ。。。」
きゃーーーーーーーーーー!
神様 ありがとう!
俺一日中 にやけっぱなし

春が来たとか 先走るおじ様もいたけど

内容は無いよー みたいな
でも幸せだったなぁ

さゆりちゃんが生まれる前
俺が好きだった歌

いの一番に 飛んでいきましょ
昔の女なんて おさらば
心に火がついたらもうそれだけ
他人の事など どーでもいいい

その気になれば いつでも会える
噂 気にするなんてないじゃない
当たって砕ける事忘れないで
恋を知らずに 何ができようか

本当の幸せ あなたは教えてくれたの
私に 何かにつけて
心がさめれば 別れもくるだろう
いつかは二人で話し合わなきゃ

抱きしめるほどに恋が果てることなく
このまま別れ話もないまま
涙流すことなく 。。。。。



俺さー ホント大好き さゆりちゃん

猛烈に!

また 会えるのかなー?




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