十夜一夜...Marizo

 

 

ガンダーラ(極楽や)への道は遠い - 2003年04月21日(月)

昨日の疲れを引きずりながらも 北向のタンス部屋で
しかも酔っ払い寝袋に入らず寝ていたため(笑)
寒さで目が醒める。

年より臭い谷やん(仮名)はとっくに起きていた(笑)
今日はHDOメンバーのべろちゃん(仮名)が
開業した屋台の餃子やさん その名も「極楽や」へ
奈良県生駒まで 往復350キロの
ソロツーリングの予定である。


朝方の曇り空にちょっと断念しかかるも
天気予報は晴れ。せっかくだし北海道から比べれば
目と鼻の先だもんな。
「よしっ!頑張るぞっ!!」と気合一発。
谷やん(仮名)に国道21号線まで先導してもらい
一直線に琵琶湖畔道路を目指す。

途中米原付近で霧雨にあたるも
その後は順調に琵琶湖畔を流す。
これぞまさしく ビバ!ツーリング!!
琵琶湖って本当に広いのよねぇ〜
遅咲きの桜も残ってて 春ねぇ〜
「今からね。わしね。餃子食べに行くんだもーん」と
青空を気持ちよく泳ぐ鯉のぼり達に
叫びながら ビバ!って感じ(笑)

教えてもらった道順通り 途中から
栗東ICの看板目指して ちょっと街中に差し掛かり
何度か信号待ちの間に ふと下を見ると・・・
なんだかやけに黒光りしているチャップスが目に入った。

確かに走り始めてすぐオイル漏れしてたんだけど
こりは・・・もしかして オイルかしら?
むぅ〜どうやらオイルかも。
エンジン全体が濡れ濡れで いったい何処から
漏っているのかわからず そのまま
目に入ったレッドバロンの看板に直行。


出てきたつなぎのお兄ちゃんは
札幌ナンバーに感動してくれて 一生懸命オイルの
漏れどころを探してくれるも結局わからず
しかもこれから生駒まで行ってまた岐阜に戻ると言う
私に「それは・・・止めた方がいい」と
遠慮しながらも きっぱり言い放ったのであった。

ともかくここまで来たからにはなんとか
「極楽や」へ行きたい一心で 電話帳を調べ
片っ端から電話するも
あれさぁ〜 絶対おかしいと思うんだけど
広告には「全車種OK!旧車もばっちり」とか
書いてあるくせに 電話すると
「むぅ〜」とか「ハーレーはちょっと」とか
立て続けに3件ぐらいに断られて
意気消沈しちゃったんだよね。


んで結局 仕事中の谷やん(仮名)に電話して
「極楽や」のべろちゃん(仮名)には「無念」メールして。
その後 谷やん(仮名)御用達の
亜細亜輪業の品田さん(仮名)に迎えに来てもらって。

なんと 異国の地でドナドナ決定。
これで私もハーレー乗りとして一人前か?と
密かに思っていたさ(笑)

明日は帰りのフェリー乗船の為
朝から走って 直江津まで行くと言う私のために
品田さん(仮名)は夜なべして直してくれると言う
背中に手を合わせて 私達は・・・・・
わははは。「水谷」へ飲みにいっちゃいました。


いつも思うことで しかも今回は特に思ったけれど
Marizoはね 周りの色々な人たちの善意で
幸せに生きてるなぁ〜って思うのね。
でもそのお陰で周りの人は不幸に落ちちゃってる
かもしれないんだけどもね。
でもね ほらっ その不幸がね
その人達の人生の糧となり礎となれば本望かなぁ〜なんて

いやまいったな。図々しさ全開((爆))

ディーラー最高!!へ続く
Marizo



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