十夜一夜...Marizo

 

 

日記の意味 - 2002年09月16日(月)

日記を書くのが好きである。それも長続きしない日記を・・・
新しいものが好きなので一ページでも使った日記は
残りがどのくらいであろうと 勿体無いと母に文句を言われようと
過去のものとして本棚に置かれ埃をかぶる羽目になる。
ちなみに今までの日記最長記録は 二ヶ月である。


昔からもしかして?と思う事が少しあった。
最近その思いは日に日に強くなっている。
「記憶の欠如」
友人と旅行に行って 楽しかった出来事を覚えていない。
バイクで旅行に行った時のこまごました事が思い出せない。
友人と話をすると必ず「えーそんな事あったっけ??」となるのである。


もともと注意力散漫な方なので よほどの事以外は
覚えようと努力をしない脳みその構造になっているらしい。
よほどの事と言っても 小さい頃キャンプに行って
どこのキャンプ場かも覚えていないくせに
洗濯をした下着が乾かなくて「今日はノーパンなの」と
母が言った一言が よほどの事か?という疑問はこの際置いておく。


とどのつまり この日記は私の記憶の一部を確保しておく為の
ものであると同時に 自分の考えている事を文章にする事で
人里離れた温泉宿に泊まり そこの露天風呂に入った時に 
湯舟に浮かぶ美女の全裸死体を
発見してそこから推理小説を書かなきゃいけなくなった時の
練習の一環でもある。


と・・・もっともらしく書いてはみたが
実はつい先週から今までは自分しか読んでいなかった
この日記がどうやら 私の知っているであろう第三者に
読まれているらしいと 気がついたからなのだ。
かなりこっぱずかしい。
Marizo


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