カタルシス
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2006年06月11日(日)  香港より愛をこめて 

シネマート六本木にて香港映画2本立て
いや 2本立て上映していたわけじゃなくて 上映時刻を確認したら1日に2本違う映画が見られるな〜って思ったので(^^;)ゞ

映画館は割と最近できたばかりのアジア系をメインに扱うミニシアターで 香港電影大好きーvな私にとっちゃオイシイ劇場なんですが いかんせん大嫌いな六本木にあるというのがかなりのネック それでも最も苦手とするヒルズ界隈とは離れた場所にあるのがせめてもの救いというか 見たい作品の上映がかかったら 仕方ないと思いつつ行ける区域 六本木プリンスの近辺です

そもそもの発端はニコス・ツェのフィルモグラフィーが追加されたことに いち早く気づいてしまった私の地獄目?なんですが そのうちの1作が聞いたことない作品だなーと思って検索かけたら 「2006/6/3公開」と記載があって え?再来週?? みたいなタイミングだったわけ
それでも面子や名前の順番を見て「こりゃ多分カメオ出演だな・・・」との見当がついたので それをニコブームが訪れている友人に話したら

カメオでも見たい

と仰せになられまして 上映館を調べてみたと そんな流れでした

そこで当初 ニコがチラ出するらしき『エンター・ザ・フェニックス』を14:25の回で観ることにしたんですが 複数のスクリーンを所有しているこのミニシアター すべてのスクリーンの上映スケジュールが並んだ表があったのでそれを見ていたら 『エンター〜』の前に『ドラゴン・プロジェクト』が見られる並びにになっているのに気が付きました 私実は作品的にはこっちの『ドラゴン〜』の方が気になっていたとです
だったら一足先に行って1本観てから友人と合流すればいいかなーと思い 昨日『花よりも〜』を観た後に安チケ屋を回ろうとして 自分は午前中にも1本観るつもりなんでチケット交換しておくよ(←全席指定制のシアターなので)と友人に伝えたら 「私も付き合うよ」と言ってくださいましてね ええ!いいの?!ってな展開で前売券を各作品2枚ずつ購入して来たのでした

そんなこんなで11:45からの『ドラゴン・プロジェクト』合わせで 11:20に六本木駅の5番出口で待ち合わせとなりました ボクちんまんまんと遅れて30分着でしたが 映画館が思いの外近かったので割と余裕でセーフ だからって雨の中相手を待たせたのが帳消しになるわけじゃないので反省・・・orz

売店で飲み物だけ買って いざ鑑賞スタート☆

『ドラゴン・プロジェクト』

【あらすじ】整体院を営むユー・シウボウは数年前に妻を亡くし、今は長男のニッキーと高校生になるナタリーとの3人暮らし。幼い頃から父にカンフーを教え込まれてきた兄妹だったが、元シークレット・エージェントだったと吹聴する父の武勇伝にはまるで聞く耳を持たない。ところがそんなある日、謎の男ロッコ率いる闇の軍団がシウボウの整体院を襲撃、シウボウを拉致していく。やがて魔の手は兄妹にも向けられるのだったが…。(allcinema ONLINEより)

親 父 サ イ コ ー ッ !!

父(アンソニー・ウォン)が営む整骨院の名前が『精武跌打館』
そもそも原題が『精武家庭』って映画なので基本概念に「精武」があるんでしょうけれども 暴漢に襲われても落ちてきた看板を支えたり 白い詰襟(チャイナでしたが)を着用している辺りからも これは精武門のパロディなんだろうなと 解る人にも解るお約束な描写がテンコ盛り
バトルの最中に看板の文字が一部飛ばされ『精武  館』になったときの字幕が“ドラゴン怒りの鉄拳”とかになっていたような気がします その後はブルース・リー張りのジークンドー風アクションの連続!骨の標本から腕をもぎ取ってヌンチャクにしたときには あまりの分かりやすさに腰砕けになりました(笑)だから好きなんだよ香港映画はよー!

ジリアン・チョンよく動いてました あの細い体で綺麗な型とか見せてくれると嬉しくなります 時々スピード足らないのが難点なんですが 何気に顔も好みっぽいので許しますv(アクション関係ないじゃん!)
監督・脚本・出演のスティーブン・フォンに拍手☆ 見事な娯楽作品でしたお!!

日本のサイト最新フラッシュDLしないと見られないしMacだと不具合出ちゃうっぽいので 本国サイトもご紹介☆

⇒●精武家庭
こっちの方が動きとか凝ってて面白い(笑)


売店の軽食でお昼になるかと思っていましたが 思いの外次までのスパンがあったので 近隣に食べられる店があれば充分間に合いそうだねってことで雨の中 外へ繰り出し大通りまで ここいら一帯に手頃な場所がなければ映画館に戻ろう と言っていたら丁度その角にベーカリー・カフェがあったので 手放しで入店・注文・お食事・歓談 上映開始の10分前くらいに店を出て 余裕で着座できました
このコースは使える!

つづけて『エンター・ザ・フェニックス』鑑賞

【あらすじ】香港裏社会を牛耳るマフィアの首領が亡くなった。慌てふためく子分たちは、親元を離れタイで一人暮らしをしていた息子ジョージを連れ戻し、彼を首領に据えることを決める。ところが、子分たちはジョージのルームメイト、サムをジョージと勘違いし跡取りを依頼してしまう。マフィアの首領になることが夢だったサムはすっかり上機嫌。一方、ある秘密を抱えたジョージもそのほうが好都合と、サムの偽装を黙認、彼の付き添いとして香港へと戻ってくるのだったが…。(allcinema ONLINEより)

こちらも監督・脚本・出演のスティーブン・フォン
つか こっちの方が製作は先 スティーブン初監督作品だってさ その所為か 主演はダニエル・ウーとイーソン・チャンなんですが カメオ出演がえらいこっちゃです 『ゴージャス』のときくらい色々出てきてたヨ そして我らがニコラス・ツェもちゃんと出てきました 予想通りのちょぴっと出でしたが可愛かったですv
えーと イーソンとチャップマン・トウはキャラがかぶってる気がします…
あ!そうそう 私ったらダニエルの生身アクションを初めて見ました!ちゃんと動けたんだあの人!(失礼な)

⇒●ゴージャス(作品情報)

映画館を出たらもう夕方です
お互いに六本木嫌いなので用が済んだらサクッと帰りの途に就きます 私は大江戸線 友人は日比谷線を使用だったので 映画の余韻に浸って会話できたのは駅改札まででしたが 日曜なのでサラリと解散して来ました

明日は普通に仕事したあと渋谷 CLUB QUATTROでライブです 定時18時で開演が19時ってのはかなりギリギリなんですが 頑張ります!
 

『クレージーボーイ/香港より愛をこめて』1976年/フランス

 


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