カタルシス
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2006年02月17日(金)  いくつもの朝を迎えて 

朝 事務所について微音ラジオをつけたら 一発目に入ってきたのがニュースの速報でした

園児男女2名が刺されて倒れていると近所からの通報

一瞬ギョッとなって音量を上げてみましたが詳しいことがまだわかっていないようで 片方の児童は死亡 もう一人も重体とのことで速報は途切れ どうしてそうなったとかは一切わからぬまま 通常の番組に戻ってしまいました

ううう 気になるさっきのイヤなニュースが…

こういうときに限って昨日のような空き時間がなかなか作れずに(いらん会議に同席とかさせられる)客は来るは電話は来るわで その事件のつづきを知ることができたのは夕方になってからでした

登下園での事故・事件を避けるためご近所同士で編成された集団送迎で 今日の当番になっていた園児の母親に他の家の子が刺されたと しかも20箇所以上の刺し傷が残っていて 朝の時点で息のあった子の方も助からなかったらしい

ぎぃあぁ〜…

なんなのそれ?! なんでそうなったのそれ?!
理解に苦しむ というか 理解なんかできるか

園児ったら小学校上がる前の小さい子供でしょう?何があったらそんな弱い存在にむかって20回以上も凶刃を振り下ろせるっていうの 解んないッ 解りたくもないッ

しかもそれを自らも同じ年頃の子供を持つ母親がやったというのだから信じ難さが倍増する おまけに 事故を防ぐための集団送迎が真逆の効果を生み出したなんて 世の中何を信じたらいいのか解らなくなるじゃないか

絶対オカシイよ最近の事件は 塾の先生が生徒を殺したと思ったら 今度は近所のお母さんが子供の友達を殺すのか 異常だ そんなことがまかり通る世の中が異常だ

話によると朝 園児達を乗せて幼稚園に向かう途中で車を止め 助手席に自分の子供を座らせたまま後部座席にいた子たちを順々に刺して車外へ引きずり出し その後とどめを刺したのだとか
捕まった女性は容疑を認めてはいるものの 理由については口を閉ざしているという

…ちょっと待てよ

ってことは その人の子供は自分のお母さんが友達を滅多刺しにしているところを目の当たりにしてたってことですか?それがどんなことだか 解ってた訳ないよね 母親…

一生消えないトラウマになるか 辛過ぎて部分的な記憶喪失になるか もしくは 人知れず人格が壊れちゃうか

悪意の連鎖を断ち切ることがいかに難しいことかを知っているのに どうして人はそれを始めてしまうんでしょう 解っていながら避けられないのでしょう

漠然と恐怖を感じるというより 猛烈に気分が滅入ります
どんどん人がオカシくなっていく姿に
それを見ることに慣れてきている自分に
信じることが命取りになる時代に
そこで生きていかなければならない現実に

こんなにも解っていながら どうにもできない歯がゆさに




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今日は月水金で来てくれているパートの女の子がお休みでした
理由は「家庭の事情」だと朝連絡が入っていたので 何があったんだろう・・・ と気にしつつ このままパート辞めちゃわないといいなぁ と切に願うのでした

この彼女が来てから配信を始めた我が社の社長のメールマガジン 彼女に任せ切りだったので「配信できないと困ります!」と言われたときにはマジで困った
社長は簡単に「彼女に連絡取って聞いてください」とか言うんですが 私は休み中の人に連絡取るのは最後の手段と思っているので(自分がされたら嫌だし)仕方なく彼女の机にある資料の中から「メールマガジン配信資料」というのを引っ張り出して 出来る限りのことはしようと試みたところ 思っていた以上にしっかり資料がまとめてあったので 大して困ることなく配信作業が進められました

わー ありがたい! あの子やっぱり仕事の出来る子だわ!

配信の準備を整えてから 社長に「○○さんが資料をキチンとまとめていてくれたので何とか配信できそうです 送りますから原稿をください」と彼女の有能さをさり気にアピールしつつ催促しに行ったら

「これから書きます」



・・・もしもし? 今何とおっしゃいましたか(怒笑)



オマケに「写真を添付したいのでHTMLメールにできませんか」ときたもんだ 今まではずっとテキストでメール配信してたんですよ それを何で今急にそゆこと言ってくるのかな このオッサンは

時刻にして午後5時ちょい前のことです

アタシの定時は6時なので 結構ギリギリな時間に言われましたよ 原稿まだできてないっていうし HTMLは確かパートの彼女が途中まで作っていたのを見ていたので そのファイルを探し出して続きの作業をしました とはいえほとんど出来ている状態だったので 私がしたのは見た目の微調整と不要に打ち込まれているタグの整理と どうしても化けるといって彼女が困っていた画像のリンク修正くらいでした ソフト会社のサポートに電話で聞いてみたら画像はWEBから直リンクで引っぱってくるんだと教えてくれたので 会社で管理している複数のHPのうちの 一番使用量が少ないサーバに間借りして画像をUPし使ったら あんじょうアッサリことが運んで胸をなでおろし-3

しかし そんなこまごまな作業をしていたら20時までかかったよ さっさと帰るつもりだったのに予定外だー! ちちちっ(悔)

『いくつもの朝を迎えて』1989年/アメリカ

 


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