カタルシス
DiaryINDEXpastwill


2005年10月10日(月)  大阪好日 

朝7時半起床 髪の毛洗って、着替えて顔をテキトーに作ってから 1Fのラウンジレストランへ チェックインの時に朝食付けてもらえるように頼んでおいたのです だってビュッフェ形式で700円だったらその辺の店で済ますより安いかも知れないし そもそも不慣れな街で適当な店を探せずに徘徊するようなリスクが避けられるじゃない ここでゴハンを済ませれば 部屋に戻ってからもチェックアウトの時間までのんびりできるし

そんなわけで朝食券でレストランへ入店 そんなに目新しいメニューがあった訳ではありませんが 700円でゆったりタイムを買ったと思えば安い安い

ちなみに並んでいたもの一覧

・白米
・味噌汁
・漬物・梅干
・焼き魚
・コーンポタージュ
・食パン(1/2カット)
・クロワッサン
・ベイクドエッグ
・ベーコン
・ソーセージ
・ポテトサラダ
・ヨーグルト(イチゴソース)
・オレンジジュース
・牛乳
・コーヒー
・紅茶

なもん 地味でしょ でもどれも味は悪くなかったです たまご料理とスープスキーとしてはポタージュスープとたまご焼きで満腹にしてもいい!くらいの勢いでおりました パンはセルフでトースター焼き クロワッサン美味かったです

一旦部屋に戻って荷物まとめ レストランで着てた服は今日の仕様ではなかったので再度お着替えタイムです 今日は夜ライブなんでTシャツ&スニーカーで動いてようと思ってたんですが ホテルのラウンジにTシャツスニーカーってのもアレかなぁ?と思いまして いや ブランドものとかならイイんでしょうが 自分 着ようとしてたのバンドのグッズシャツだったものでして(恥) なので最終日の帰り道用に用意していたキャミとカーディガンで対応しました 靴は昨日の集会用に持って来た つま先の出ない黒ミュール ええ どうせ軽い朝食ですから 気にするったってその程度です

そんなわけで Tシャツスニーカーに着替え荷物を片付けたらチェックアウト まずは心斎橋を出て本日の宿泊先がある梅田に向かいます
梅田に着いたら真っ直ぐホテルへ チェックインは15時からでしたが 予約入れてあったし クロークに荷物預けるくらいはできるだろうとの目算でフロントへ 用件を伝えると手際よく応対してもらえたのでヨシヨシと思う
今夜泊は2人でツイン1室1泊4800円のお宿なのです ちなみに昨晩は1人で6800円+朝食代700円ですた その差3倍以上(笑

まぁ 今日が連休の最終日で明日は平日ってカレンダーの事情も大きく関係してるわけですけどね 昨日の宿は宿で交通便良かったし綺麗で女性向けだったんで1人でも居やすかったから不満は別にないッス 支払った分の満足はして来ました 逆に今夜の“支払い分”が今から興味津々だったりして(笑)

荷物を預けたついでに この後一人でフラつこうと思っている「天神橋筋六」について訊いてみる 知人からメールで案内されたのは東梅田の駅から地下鉄に乗って移動 という内容だったんですが ホテルの位置が梅田駅を挟んで逆側にあったということと ホテルの前の道を何気に見ていたら すぐ先に見える交差点の案内表示に「天神橋筋6⇒」と書かれていたので もしかして近かったりするのかな? と思った次第でございます

フロントさんはすぐにホテル近辺のコピー地図を出して来て 「ここが当ホテルです 梅田の駅がこちらで 天6の駅はこの辺りになります」とマーカーで印をつけていってくれました
「・・・東梅田まで行くのと大差なさそうな距離ですね」
「そうですね駅までは10分以上かかると思いますが、直接歩いて行っても15〜20分で着けるんじゃないでしょうか」

はい決定

「この地図いただいてもいいですか?」
「はいもちろんです 行ってらっしゃいませ」
そんなわけで徒歩にて天神橋筋6丁目を目指すことになったのでした

天神橋筋6丁目に何があるのかと申しますと 地元の人が口を揃えて絶賛するたこ焼き屋があるというのですよ
前回大阪遠征したとき「観光客相手の店よりも地元の人が通うような店のたこ焼きが食べたい」と言って訊ねてみたら 別々の場で別々の人から同じ店を紹介されました だもんで「こりゃ行って来ねば!!」と思ったのに そのときは時間が足らず無念のリタイヤを強いられた というオチがあったわけで

それで今回のライブで大阪行きが決定したとき 内心で「リベンジのチャーンス!!」と隠れ拳を握ったのでした 丁度前日に例の集会もあったことだったので 前乗りして1人で行ってみるか〜 とね 大阪へ来たからには一度はやりたい食いだおれってヤツですよ(笑)

昨日の快晴とはうって変わった曇天模様 小雨が降ったり止んだりで傘が手放せないような それでいて邪魔なような 結局折りたたみじゃない傘を持ち歩く羽目になってました 今更ながら思い出したけど 悠さんの雨男パワーは現在も衰えを知らないらしい・・・ 本当あの人の行く先々は雨がよく降ります 松氏は晴れ男っぽのにねぇ(^^;)

さて歩くこと20分 目的の駅の入口が見えて来ました 知人からのメールを何度もさらいながら 一旦地下へ降りて指定された出口を確認します そこから天神橋筋6丁目商店街を通り抜け半ばで離脱 大きな通りを渡った向こう側に たこ焼き屋のある「天五商店街」がぽっかりとアーケードの口を開けて佇んでいました

おおお!着いた!!

知人からのメールが詳細だったので迷うことなく目的地に辿り着けましたよー!ありがとう!感謝感激!!
颯爽と入った商店街は 時間が早かった所為もあってどの店もまた開店前の閑散とした雰囲気を漂わせていました 紹介してもらったたこ焼き屋は入口入ってすぐの場所に構えていましたが ここもまだ店を開ける前で これから下準備を始めようという様子でした

「すみません 開店は何時なんですか?」と 丁度出てきたお店の人に尋ねたところ 「開店は11時半なんだけど そこから焼き始めるから焼きあがるのは11時50分くらいかしらねぇ」とのご回答 現在時刻は11時を回ったばかり
「じゃあまたその頃に来ます ありがとうございました!」と一旦その場を離れました

来た道には戻らず 奥へと続く商店街をどんどん進んで行ったら 10分くらいで向こう側の出口に出て 地下鉄の駅の入口がすぐ横にありました『天神橋筋六』と『東梅田』の間にある『中崎町』駅でした

おう!これだったら帰りはこっから乗った方が近いしお金もかからないゾ♪ 隣接していたスーパーでお茶など買い ストローをすすりながら元来た道をゆるゆる戻って逆サイドの出口を目指します このまま店に行けば丁度いいくらいじゃないかな

11時半まであと5分 店のすぐ手前で様子を伺っていた私の前で おもむろに形づくられていく列


・・・列?


はっ!!Σ(゜゜;)


慌てて飛び出して最後尾につきました そう いつの間に列がね ものすごく自然にでき始めたもんで ちょっと出遅れてしまったわ(苦笑)それでも私は3組目の客で 10分も経った頃には後ろに長蛇の列です

あ 危なかった・・・(汗) ホッと胸をなでおろし

1人前8個入300円 「通はソースなしで食べます」という知人のワンポイントアドバイスも忠実に守り「半ソース」で注文しました♪(8個のうち4個ソース4個ソースなし) 今すぐ食べる分と このあと合流する友人に頼まれた分と その場の勢いで+α分も買ってしまい 気がつけば帰路を行く手にたこ焼き臭を放つ手提げ袋
いいさいいさ たこ焼き臭くたって何のその 美味しいんだからしょうがない 帰りの地下鉄に乗りこむまでの間 焼きたてを頬張って歩くのでした

さてその後は

東梅田から徒歩で梅田まで出て 愛知から参戦の友人1名と合流 駅近くのカフェで一服している間に 東京から来た3人と更に合流 とりあえずはこの面子集合コンプリートです

内3人とはインディーズのライブで 1人とはコブクロのライブで 割とよく会っている面々なんですが ブルームで集まるのは久しぶりでした そもそもブルームが久しぶりなんだよ 彼らのために大阪遠征するなんて自分でもビックリさ

一旦今夜のホテルにちゃんとチェックインに寄って 一緒に泊まる子と荷物を部屋で整理してライブ仕様の準備を整えます 愛知の子は新幹線で 東京から来た3人のうち2人は夜行バスで 今夜のうちに帰ってしまうので 私と友人1人だけが大阪泊組です
我々以外の友人は邪魔な荷物を近辺のコインロッカーに預け 皆が身軽になった状態で いざライブ前の腹ごしらえに向かいます

梅田駅前のヨドバシビルに入る前に ずっと持って歩いていたたこ焼きくんを食べてもらい 労をねぎらわれ報われ その足で上階レストラン街に向かい たこ焼きにつづき大阪の味 お好み を賞味 粉モンがかぶってるって? いいんだよ!大阪に来てるんだから!

食べてるうちに別の友人から参戦の連絡があり 店の場所を知らせてここで合流し 彼女の手荷物もさっきのコインロッカーに預けに行って 適当な時間になったので今夜のライブ会場「大阪バナナホール」へと向かいます

繁華街・・・ というか風俗街? まぁどっちにしても余り風紀の良い場所ではないようでしたが 普段渋谷のON-AIRとか出入りしてる身で文句をいうほどのこともなく ただ 外の待機スペースが狭いもんだから番号の遅い人はどんどん他所に追い出されます 道にはみ出ようもんなら「どっか行ってろよ」的アナウンスを流されて ちょっくらイヤな気分です

これでミューズホールとかより敷居が高いってんだから いかがなものかと思うわけ それだけの格式を誇るのならば もそっと手際の良いところを見せておくれよ

どのみち400番代の後半だったので 離れた場所で様子を伺いつつ 隙を見て待機スペースに紛れ込みました 懐かしい顔ぶれに沢山会ったよ ハワイツアーでピチピチ18歳だった子が大人っぽくなって彼氏連れで参加してました 向こうから声かけてくれて嬉しかったな〜 昨日の広島も行っていたらしい まだ熱いな○○ちゃん! それから東京で会った子にもまた会えたし 昔やり取りのあった人の顔も見かけました やっぱりブルームになると皆集まるもんなのね てか 自分がソロに行ってないだけで皆は今でも通ってるのかも知れないけどさ(苦笑)

で 中に入ったらホールの真ん中より後ろな位置に立つのが精一杯で ライブが始まっても歌が聞こえても 視界はほとんどゼロでした(^^;)ゞ
いや〜 客の背中しか見えないライブも久しぶりだわよ しかもそれがブルームさんだなんて 久しぶり過ぎて涙が出そう ここのファン身長ある人が多いんだった 今更ながら思い出しましたよ

セットリストは東京と全く同じ MCはちょっとテンション高かった 大阪だかららしい いきなり「僕らのホーム大阪!」とか言ってやがるので「何それ?!」と思わずツッコミ

アンタらのホームは広島じゃろう!

機嫌良いのは結構ですが あれで地元広島のファンの反感をかってはいないかと心配になってしまったお節介な東京勢です つか 他地域の私が聞いても失礼だと思ったんですから地元の人は気分良くなかったと思いますよ たとえ内心そう思ってても堂々と言い放つなっつの別所悠二!! 相変わらずでいっそ笑えるけど!(爆)

それから 東京の時にも思ったんだけど 何でSEがOASISなんだろう? しかも今更な古い曲で 何?来日コンサートのチケットでも取れたんか? ブルームのSEにOASISって微妙な気がしたー

10/10にデビュー10周年で 何か特別な発表でもあるんじゃないかと 期待半分不安半分でおりましたが 特別何を言うでもなく「今後とも僕らそれぞれの活動の応援宜しくお願いします」とかいう内容で締めくくってくれたので 一気に肩が落ちました

結局またそれぞれで活動するってことですね?
だからってブルームをどうこうしようという話でも ないわけですね?


ぬるい

生ぬるいなー キレが悪いなー どうも納得いかないよなー

楽しみにしていたブルーム復活のライブだったんですが 不完全燃焼に終わってしまったことが 自分の中で寂しく思えました そして何よりも痛感したことは



も う 終 わ っ て た ん だ



という結論でした

・・・ちぇーっ








新幹線組に別れを告げ 深夜バス組を見送り ホテルに戻る前に「いか焼き」を買い(また粉モン) コンビニでお茶等を補充して行きました
部屋は別段不自由なことありませんでしたが 壁が薄いのか廊下の気配が丸わかりで笑えました 3倍の差はこれかも知れないね(苦笑)
深夜の関西ローカル番組を見ながらベッドでゴロゴロ 2時くらいには2人とも布団にもぐり込んで就寝でした

ああ2日間いっぱい動いたよ 大阪楽しかった
 

『大阪好日』1997年/日本

 


DiaryINDEXpastwill
kore |MAIL