カタルシス
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J-WAVEの応募で当てた『七剣 -SEVEN SWORDS-』のプレミアに 行ってきました!
予定通りのゲストにドニー・イェンとツイ・ハークと川井慶次 その他に製作やってるツイ・ハークの嫁さんと 急遽来れなくなったチャーリー・ヤンに代わって
黎明(レオン・ライ)緊急来日!(しかも意外とよく喋る/笑)
チャーリーも生で見たかったけど 代わりがレオン・ライとは棚ボタ(笑) 思いがけず香港明星四天王の一人を拝めてしまいました ラッキー♪ いやぁ ドニーと監督だけであんなにプレスが来るなんてオカシイと思ったんだ おかげで一般の写真撮影禁止になっちゃってた ぶー
肉眼で各人の表情が分かる距離の席でした 映画も見れたし 生ゲスト色々楽しかったです〜(^-^)
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『七剣 -SEVEN SWORDS-』鑑賞
監督ツイ・ハーク アクション監督ラウ・カーリョン 指導トン・ワイ ホンヤンヤン 主演ドニー・イェン
すんません ぶっちゃけこの面子だけで見る前からシビれてました 武侠好きだったら絶対同じ状態だったと思います 万歳武侠古装片!!
【あらすじ】 1660年、清王朝建国後の中国。満州人の清朝は漢族の明朝の滅亡を図り、“禁武令”を発して武術の覚えある者を次々と死罪に処していった。清朝の冷酷無比な圧政に、かつて明朝で処刑人を務めていた武術の達人・傳青主が立ち上がる。彼は青年剣士の韓志邦と女侠の武元英を伴い、伝説の刀匠・晴明大師が住むという神秘の山“天山”へと向かう。傳青主の救援の要請に応え、晴明大師は4人の偉大な弟子、楚昭南、楊曇、穆郎、辛龍子を特別な七つの剣とともに送り出す。こうして、4人の弟子に傅青主ら3人を加えた“七剣”が誕生、清軍に戦いを挑むのだった。 (allcinema ONLINEより)
ええと 物語の主人公はユエンイン(チャーリー・ヤン)でした ドニーとレオン・ライのダブル主演という言い方をしても まま合っています 物語としては大味 原作にはあるのであろう細かいディティールは劇中で消化しきれていません 事前にそれぞれのキャラクターの背景を知ってから観るのが得策かと思われます 敵キャラのコスチュームだとか 武器のデザインだとか 登場人物も演出もベタベタなツイ・ハーク色が漂っていて のっけから内心拍手喝采してました 内容は徹底的にアクションメインです 一つひとつの武闘シーンが長めなので飽きる人も多そうですが ベーシックな演出から新しい型まで目白押しな殺陣に瞬きを忘れました
が
ツイ・ハークの悪い癖というか何と言うか 寄りで撮り過ぎる傾向にあるので 動きの激しいシーンに目がついていきませんでした
お願いだからもっと引きで撮って監督・・・orz
特に劇場の大画面で見るときは己の動体視力との戦いです 劇場行こうとしている人 頑張って!
それから かんなりお子様向けではありません 首は飛ぶ飛ぶ腕脚は落ちる 冒頭から殺戮シーンのオンパレードです 最後の最後まで人死に過ぎだと思います 数の割に流血少な目ですが それでも血なまぐささは拭えません 苦手な方にはイタイ映画かも(苦笑)
アクション監督のラウ・カーリョンは七剣士の1人として出演もしています ご高齢ゆえ劇中での実働は少ないですが お父上が黄飛鴻の孫弟子にあたる人です もちろんご本人も正統派武人 黄師父の直系だよーモノホンだよー!
チャーリー・ヤンは『バタフライ・ラヴァーズ』の祝英台が再来したようないでたちでした 原作では男性の役柄だそうですが 女性剣士としてアクション頑張ってます ・・・でも もう一声欲しかった(正直者)
ドニーの役はストイック?で剣技一筋の寡黙な高麗人剣士 なので韓国語頑張ってますが 聞いてて韓国語に聞こえなかった(苦笑)リズムというか 流れが違うのね やっぱ ちなみに相手役の子は『イブのすべて』で主人公をいじめてた美人さんでした(笑)やっぱ綺麗だった 生で見たときにも思いましたが ドニさん若返っています 肌とかツルッツル アンチエイジング?長髪を後ろでとめて前髪が輪郭にかかっちゃう感じにドッキン☆ でも残念なことに全編通してあんまり顔がちゃんと映りませんでした(なぜだ!!)それでも今作濡れ場あり!!←意外
ぶっちゃけるとキャラクター的に引かれたのはドニーでもレオンでもチャーリーでもなく ムーラン(ダンカン・チョウ)とシン・ロンヅ(タイ・リーウー)でした! ダンカンは香港のサーファー青年?タイ・リーウーは京劇の実力派だそうです 端役なんですが2人とも雰囲気が良いのです 殺陣初披露のときはかなり盛り上がった! ムーランの日月剣が7本の中で一番好きでした 次点はユエンインの天瀑剣 綺麗です どっちも仕組みの謎は永遠に解けなさそうだけど(笑)シン・ロンヅは剣よりも身のこなしに惚れた ワイヤーなしでも跳んだりはねたり 京劇でもきっとアクロバット隊なんだろうなぁ〜 剃髪でもキュートv眉はつながってなかったと思ったけどな・・・(パンフ見ると眉つながって見える)
大ボスは『インファナル・アフェア2』のハウ兄さんっぽい雰囲気 知らない役者さんでしたが中国では名の知れた名優だそうです スン・ホンレイ渋くてトリッキー
あと印象に残ってるのは「三刀流」かな 敵の中に三振りの刀を使って闘うキャラがいて面白かったです いやいや 一振りを口にくわえたりはしませんよ?(笑) 基本は二刀流で 一振りは投げたり回したり 両手の刀で巧みに操るのです
ありえません まったくありえない剣技ですが 映画ならではの演出だと思いました あの世界においては何でもアリーなのです
えらく語ってますが ネタバレになってないよね? 果たしてこんな感想を読んで観に行こうって思う人がいるのかな つか それ以前に全文読む人がいるのだろうか・・・
『黎明の剣士』1930年/アメリカ
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