カタルシス
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2005年01月28日(金)  このまま何が起きようと今は 

本日18時半開場・19時開演で POWDERプレゼンツのライブイベント『NINE HALF ROCK SHOW #2』がある日 招待バンドにグルタミンがいて個人的には1晩で2度美味しいイベントなのです

主催のPOWDERはトリだから21時くらいの出番で超余裕でしたが グルの方が「招待バンド」とはいえPOWDERとは身内のような間柄なので 参加知った時点で予想した通りトップバッターでして 何としても開演時刻には会場に着いていたいんでございますよ

そんな訳で前々から職場の公開スケジュール表には「1/28・定時退社」の記載をしていて 18時に来客の予定が入っていても「これちゃんは帰る日だったね」とちゃんと社長にまで認識してもらっていたというのに

な ぜ 私 は 18 時 半 を 回 る 時 計 を 事 務 所 で 見 て い る の か …

本当もうマジすんません 事務所から飯田橋まで普通に歩いて10分 そっから渋谷まですんなり行って20分 駅から会場の CHELSEA HOTEL まで人並み掻き分けて6〜7分 単純計算しても

間に合わねーじゃんか!!

仕事自体はキッチリ終らせてたんですけどね 夕方外出していた社員さんが17:40くらいに戻って来て「○○の入稿用データ先方に送っておいてくれる?」と言ってきまして メールで送れってことだったんですが 重たいデータだったもんで 大阪ガスの「宅ふぁいる便」を使わなくちゃいけなくて データを入稿用に準備していざアクセス!って時に"サーバが見つかりません"のメッセージが出ちゃってね…

いや この時間混み合うって解ってるから 別段驚きゃしなかったんですが 時間が時間なのでイライラ イライラ… ひたすらアクセスを繰り返して 何度目かに次のページが現われたのでサクサク送信手続きを済まして 本送信!と思ったらまた"サーバが見つかりません"ときたもんだ

こ こ ま で 来 て そ り ゃ ね ー だ ろ ! (泣)

…また1からやり直しです

こんな阿呆な時間を40分以上過ごしていたわけです 18時を過ぎた段階でものっそい独り言増えてます もう文句タレまくり そうこうしているうちに来客は来ちゃうし 時間はどんどん経ってくしで アクセスを繰り返している間に送るデータをMOに落とし込みしておいて 最終的に「これがファイナルアタックだ!」と決めた回でダメだと解った瞬間 パソ落として周辺機器のスイッチ切って自分の上の照明も全部消して 帰り準備万端の鞄を引っ掴み

「混んでてつながらないので家帰って送ります!」

勢いに気押された感じの社員さんが「ああ うん じゃあお願いね…」と見送る声を背に MOを鞄に突っ込みながらオフィスを飛び出たのでありました

走れるところは全部走ったよ 寒かったはずだけど上着着てられないくらい汗かいてて 化粧崩れを直す余裕もへったくれも あったもんじゃない
渋谷に着いたのが19時で CHELSEA HOTELにたどり着いたのは19:05くらいでした

結 構 奇 跡 で す

後はMCのMr.ITAGAKIがちょっと長めに話をしててくれたら有難い
街中走りながら「板垣さーん!延ばしててくれー!!」と内心叫びずっぱりでしたから ええもう本当に

息も絶え絶えに地階の入口まで降りると 丁度PAの人が受付嬢に「始めまーす」と言いに来ているところだったので チケット代を払いながら「待って!待って!(汗)」とPAさんの後を追っかけました

すぐにMDをセットして台座を確保 1バンド目はやはり客の入りが少なくて場所取りに関しては勿怪の幸い 手に余っていたダウンの上着も仕事用のゴツい鞄も全てかなぐり捨てて もとい 全て隅のテーブルに乗せて奥へ押しやって ひと心地着いたら丁度MCの板垣氏が現われたところでした

「今宵も皆さんのご機嫌を伺いに この渋谷の街にやって来ました どうも今晩はMr.ITAGAKIです」

この人のMCは前回も聞いていて その変にこなれた話術と実は何の中身もない話題のアンバランスさが面白かったので 一応彼の喋りも録音しておきました(笑)
ちなみに 喋りの部分は「LEVEL8」バンドの音は「LEVEL6」でちゃんと調節して録りました なかなかマメなワタクシです(自分で言うな)

そしてグルタミン
前回が首を捻る印象だった所為か はたまた純粋に調子が良かったのか 今夜はヒジョーにカッコ良く演奏なさっておりました 途中のMCで
「前回マイアンプがぶっ壊れて惨憺たる有様だったので〜」
と言っていたので 「内音不調」の予想はあながち的外れではなかったんだと思いました 今日のアンプは自分が使ってたのと同型のを借りてたらしいです 周辺機材も大事だね(ね!さなやん!)

2番手はTHE BRICK'S TONEって年季入ってそうな大人のバンドで リズム隊がどエラくカッチョ良かったです ギターボーカル ベース ドラムの3ピースなんですが 3人共ボーカル取れるようでした でも何つーか 歌うとイマイチな印象?…
特にベースとドラムの人がリードを取るのは ちょい恥ずかしかった(苦笑)でもコーラスだと上手に聴こえるんで 決して下手な訳ではないんだと思います 個人的な好みの問題なのでしょう(好みの声じゃなかったらしい)

ついでに言うとこの彼らは POWDERが(というかスージーが)誘いたくてたまらなかったバンドらしく 前回も声をかけていたそうなんですが その時は別の予定が先に入っていて「その日空いてない」とすげなく断られたそうです でもスージーはヘコたれずに今回も声をかけたんだね!OKがもらえて良かったね!! そんな曰くつきのバンドさんなのでした インストが特にカッコ良かった!(おい)

そして大トリを務める主役のPOWDERは 何と初っ端に出来たての新曲を持って来まして かんなり丁寧に歌っている様子だったので おお これはイケるかも今日! と期待大♪
『S氏の名曲』『ICE』『砂の町』とつづき 段々声が不調なことに気が付いてきました 前回のソロの時風邪か何かで喉を痛めている風だったのを思いだし まだ治ってなかったんだな…と心配してみたり
そんでもって その次に歌った『アゲイン』が ちょーっと危なっかしい感じだったので 内心「しっかりしろー!頑張れー!!」とエールを送りつづける私
今日は君たちが一番カッコ良くなきゃいけない日じゃないか!!

手に汗握るライブ鑑賞です

後半『灰色ベイビー』『メモリーモーテル』『灰みたいな花』とアップテンポな曲がつづいたので 場が盛り上がって良かったと思います 今日はメニューの組み方にも「思惑」を感じました …いつもが考え無しって意味じゃないですよ?(汗)

アンコールで『落とし穴しかない場所』 ここで残念ながら弦を切ってしまい 2曲目に移る流れを止めてしまいます オーラスの『深呼吸』に入る前にギターを交換したんですが これが調弦ズレまくりな状態で その場でチューニングを始める始末 流れは完全に停止してますから 残念!(流行語)

そんな訳で 最後がちょっと惜しい感じではありましたが 全体的にはとても内容の濃いイベントに仕上がっていたと思います 何はともあれPOWDERお疲れ!スージーお疲れ! グルタミン&BRICK'S TONE もお疲れ様でした☆

会場になった CHELSEA HOTELでは この後深夜の夜通しイベントがあるらしく 客のみならず関係者すらも終演後はさっさと追い出しかけられてました(苦笑)
そんな状態だったので出てきたグルタミンにも「お疲れさま」「バイバイ」しか言えなかったし POWDERはスージーにだけ「ミッキー・ロークがハーレーに乗ってるからここで『91/2』にしたの?※」と質問を投げかけて 「え!そこまでは考えてなかった…」という通り抜けざまの返事をもらうくらいのやり取りで終わりました
質問したのは映画好きの友人だったんですけどね
※『NINE HALF WEEKS』ってミッキー・ローク主演の映画があって 彼はどうやらバイク好き そんでもって今日の会場になったライブハウス『CHELSEA HOTEL』が地階にある建物の1階にはハーレー(バイク)屋があるのです そんな“つながり”の話

この友人 POWDER見るのは今日が初めてではないのに今までちゃんと認識していなかったらしく 今夜の演奏でスージーがツボ入っちゃったらしいです 演奏中からやったらニコニコしてて 私と目が合うと「かわいい…v」とスージーの方を見て笑うので おや ○○さんにまた新たな春が来た?なんてことを言い合っておりました 何分ハマりものの多い人なので新規開拓は自粛体勢に入って久しい今日この頃 日程が悪くなければ次回のPOWDERも 誘えば来てくれるでしょうか?

明日は彼女を含めた3人で『オペラ座の怪人』を観に行きます!(笑)

『スピードで』スプリングベル/鈴木ユウキ


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