| 2006年08月05日(土) |
富士川英郎訳 リルケ詩集 夏季休載 |
富士川英郎訳 リルケ詩集 新潮文庫 新潮社 昭和38年 を読了。
今年10月21日 混声合唱団コール・エッコで リルケ作詩 ローリゼン作曲の 薔薇のシャンソンから 2曲歌うので 読んでみました。
もっともこの訳詩集は ドイツ語作品からの翻訳でしゅ。
リルケといえば この初夏栃木県立美術館で 鑑賞した パウラ・モーダーゾーン=ベッカー展で パウラの深い理解者、後援者として 紹介されていました。
訳詩集というのは どういうものでしょうか。 散文と違い 韻文は 翻訳によって 韻律は吹っ飛んでしまうので 原文の味わいは 大きく損なわれてしまうのが 残念でしゅ。
それでも 詩の象徴するものなど 幾分かは伝わるので 読む甲斐はありましゅ。
ドイツ語だったら対訳を 読んでみてもいいかもしれません。
夏季休載 8月6日から 8月9日まで お休みさせて いただきましゅ。
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