| 2006年07月16日(日) |
井上太郎著 モーツァルトと日本人 |
井上太郎著 モーツァルトと日本人 平凡社新書 平凡社 2005年 を栃木県立図書館から 借りて読了。
井上太郎の著作は 今年3作目。 いずれもモーツァルトに関するもの。
著者のモーツァルトへの 思い入れ すごいでしゅ。
本書は 明治以来の日本の モーツァルト受容史と 小林秀雄、河上徹太郎、大岡昇平、 吉田秀和、遠山一行そして 著者自身の モーツァルト体験を 詳述。
SPレコード時代の体験から 敗戦後のコンサート体験 そして LPレコード時代と 時代を追っての変遷。 音楽飢餓時代の苦労が 偲ばれましゅ。
L.A.S.Ponderの モーツァルト開眼は 大学時代でしゅが 当然LPレコードでした。
それから20年。 今ではCD全盛で ビデオテープと DVDでオペラも 自宅で楽しめましゅ。 なんともいい時代になったものでしゅ。
後は経済的余裕と 時間が欲しいだけ。 ホント時間が欲しいでしゅ。
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