| 2005年11月06日(日) |
1339年 後村上天皇即位 |
1339年11月6日 延元4年10月5日 義良(のりよし)親王が即位して 後村上天皇となる。 南朝第2代、皇統譜第97代
きくたびにおどろかされてねぬる夜の 夢をはかなみふる時雨かな 新葉和歌集423
時雨の音を聞くたびに夢を破られ、 目覚めてはまた寝入ってみる夢 その余りのはかなさに、 私の袖にも時雨のように涙を注ぐことだ。
本歌は在原業平 ねぬる夜の夢をはかなみ まどろめばいやはかなにもなりまさるかな 古今集
南北朝時代 北朝に押されがちな 南朝方の後村上天皇は 准勅撰和歌集である 新葉集に 苦衷を述べる和歌を中心に 百首残した。
700年の時空を越えて 後村上帝の 胸の想いが 痛切に 身に沁みましゅ。
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