日記擬。...松本

 

 


まあいろいろと - 2002年11月15日(金)


仕事の日。
いや、毎日働いてますけど。ただこう、時期的にかーなーり暇な日が続いてたんで、気分のほうがユルい状態だったのは事実(爆)。
とりあえず、突発ででかいのが来たんで、ちとバタバタすることに。

仕事の忙しい状態というのにも、パターンが二つあって。
アタマと手と両方使ってないと進められないものと、アタマは必要ないんだけどとにかくひたすら手を動かしていないとならないものと。
本日のそれは後者で、ちゃんと仕事やっててしかもけっこうテンパってる割に、意識だけボーっとしているというかヒマというか、そんな状況。

そうして仕事をやってるうちに、ある瞬間、ラジオの音がふいっと入ってきたんですね。そのヒマな耳とかアタマの方に。
なんだか、地元出身の、某わりと有名かもしれないアーティストのライブ録音(らしきもの)を、延々流してて。
前後はちゃんと聞いていなかったので、どういう話だったのかはよくわかりません。
とりあえず、追悼とか活動やめたとか、そういう深刻なものではなかった、というのは確かなんですけど。 <おいおい
昼間のAMなのに珍しいことやってるなぁとか思って、ちょっと真面目に聴いてしまいました。
あ、手は止めてませんよもちろん(汗)。

その録音というのが、単に音源に収録されているライブバージョンとかじゃなくて、ホントのライブ録音という感じの音だったようで。
歓声はもちろん、客席とのかけあい部分であるとか、ご当地仕様もしくはライブ仕様で歌詞を変えて歌っているところとか、煽ってるMCとか。テンション上がってくパートらしくて、それに向かって盛り上がっていく様子とか。
で、そういう音を聴いていると、やっぱりライブだなぁという雰囲気が漂いまくりで、ああちくしょーライブ行きてぇ!とかいう逃避衝動が――って、結論はそれかい!
じゃなくて。
自分自身、別にそのアーティストのコンサートには行ったこと無いですし、おそらく以後も行くことは無いんですけど。
それでも、なんだか「うわー空気わかるー、この感じこの感じ」という、妙な共感が。
そういったことに反応する感覚って、以前は全く持っていなかったよなぁ、などと、要らんことまで感慨が及んでみたりもして(笑)。

ラジオを聴いているうちに、思いだしたことがひとつ。
自分じゃなくて、いとこが見に行ったことがあるんですよね、そういや。当のご本人達。
もう随分と前のことになりますけど。それこそ十年以上も(笑)。
その時も、えらい盛り上りだったそうです。
で、手ぇ叩きまくったあげく、打撲で手のひらが黒くアザになっちゃったとかいう話を、実に楽しそうにしてました。
当時の自分はというと、まったく音楽には興味のない(そして手をだす余裕も無い/苦笑)時期で。
そんなでしたから、非常にしらーっと聞き流す、どころか、何やってんだこのヒトとすら思ってたような記憶があるような無いような……いやー冷静だったんだね自分。息切れどころか意識遠くなりかけたり、同行者に手ぇひいてもらって階段下りたりしたような人間とは思えないよ(乾笑)。
ていうか、一緒によかったねぇかまで言ってやらないまでも、せめて真面目に聞いてやれよ話だけでも!と今更すぎる自己ツッコミ入って、じわっとヘコんでました。

いやー、現場を体験してみないとわからないものというのはあるもんです、ホント(撲殺)。



とかいう話で終ろうと思ってたら、別ネタが。 <ネタかよ!

忙しかったのが、ひとまず一段落。
ほぼ後始末モードに入っていた時間帯になって、電話がかかってきました。
それも、先刻終わらせたソレを渡した先から。
ああしまった、なんか見落としとか直しとかあるのか?とか、ちょっとビクビクしつつ様子をうかがってたんですが、そういったこととは別ネタで、ひとまず安心してみたり。
とにかく人手をよこせという話だったんで、必要最小限だけ残って、あとはみんなそちらへ向かいました。

こうやって出向くこと自体は、今日にかぎらずとも、たまにあることです。向こうで何をやるのかという事そのものは予想済みでしたし、作業そのものは実際そのとおりでした。
ただ、そこに居たのが、あまりぶちあたったことのない類いのヒトで。
……しかも、嬉しくない方向に。

着いたらまず、顔見るなり「こんな奴等が来って、役に立たないだろうが!」と来るあたりからして、不穏な空気たっぷり。
役に立ちそうもなかろうがなんだろうが、そうやって怒鳴りつけてる人とか、呼ばれて来た人というのが、常日頃それをやってる人間なんですけども……とは、口に出しませんでしたけど。うるさそうなんで(苦笑)。
それでも、通常やっているパターンだけは説明しておこうとした人なんかも、いたんですけど。
案の定、ものすごい剣幕で「それはだれが決めたことなんだ!え?俺がやれって言ってんだから、その通りにやれば良いんだ!!」と、勢いさらに倍増し。「お前らのプライドなんてどうでもいい」ので、とにかく指示どおりに動け、とかいうことらしいです。
これも言いはしませんでしたが、別にプライドが大事なわけではありません。
仕事としてお金貰っているからこその、先様への責任とか信用とか、そっちの問題ですから。
なんて、こんなこと言ったって、聞く気もないだろうなぁとか思いつつ。
つか、御託はいいから早く始めてください。実際時間無いんですから。
――で、いざ作業が始まってみれば、ろくに段取りもしないで目についたところだの個人的に必要なところだのだけ、単発で指示出してくるし。
そういう進め方されると、人間余るんですけど。
とかって、それだけだったら、ムカつきはしても、それで終ったはすなんですけど。
かます人はどこまでもかましまくってくれる、というかなんというか(苦笑)。

とにかく上にいるのはこっちなんだって主張して、頭ごなしに物言って進めるのも、ひとつのやり方ではあるんでしょう。それはそれで、否定する気は無いです。
でも、やるならやるで責任も持つのが筋ではないかと。
その人の場合、自分に関係するところ以外は、実にいいかげん……どころか、もうほとんど投げてましたからね。
自身の係わりのある部分のみを済ませた後は、いかにもうざったそうな様子で「もう時間なんて無い、適当にやっちまえ!」という捨て台詞を残して、その場を去るってのはどうなんですか。
たしかにギリギリかもしれませんが、それでも間に合わせることはできるであろう時間帯ではありましたし、そもそも呼んだのアナタじゃないんですか。

ってなことになって、中途半端に放り出された現場。
そこに集められた人間の、おそらく半分以上が「焦ってるとか諦めたとかじゃなくて、そこは関わりのない部分だからどうでもいいんだろう」とか、「結局自分のプライドだけが大事なんですね」というツッコミを心中やっていたものと思われます。
だからといって、途中で終らせてしまったらやらなかったよりまだ悪い状況なのも目に見えているわけで。
とにかく手分けして、やることだけはやりましたけど……いやーな空気はいかんともしがたく残っておりましたです。なんだかもう(吐息)。

戻る途中は、当然のごとくブチ切れ怒りまくり大会。
というか、着いても収まらなくて、居る人来た人みんなにぶちまけまくってた人とかも居ました(笑)。
ってゆーか、結局アレのせいで残業だったし! <やはりキレたらしい



...





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